◇吉岡隆徳記念第73回出雲陸上(4月10、11日/島根・浜山公園陸上競技場)
日本グランプリシリーズの出雲陸上2日目、男子100m決勝は小池祐貴(住友電工)が10秒04(+4.0)をマークした。予選で10秒37(-1.5)だった小池。決勝では一転、追い風4.0mで、「風が強くて転びそうになった」と言うが、「その中では上出来」と振り返る。今季初戦で「自分の走りの確認がメイン」。19年には100mで9秒98をマークしている小池。東京五輪への意気込みを聞かれ「100mでメダル獲得を目指して頑張ります」を力強く語った。小池はすでに東京五輪の参加標準記録(10秒05)を突破している。
2着には多田修平(住友電工)が10秒08で入り、10秒14の遠藤泰司(新日本住設)が3着。今年33歳になった草野誓也(Accel)が10秒23で続き、同タイム着差ありで宮本大輔(東洋大)。予選で10秒35(+0.2)をマークして1着通過していたケンブリッジ飛鳥(Nike)は決勝を欠場している。
男子300mは東田旺洋(栃木県スポーツ協会)が32秒65でタイムレーストップだった。
女子300mでは、200mU20日本記録保持者の齋藤愛美(大阪成蹊大)が日本歴代2位、アジア歴代2位となる37秒19をマークした。また、女子100mでは石川優(青学大)が11秒46(+3.0)と、追い風参考ながら好タイムで優勝。「11秒4台が目標だった。追い風参考は残念ですが、このタイムが出て、いい経験ができました。今年は日本選手権優勝を目指したいです」と語る。2着の三浦愛華(園田学園女子大)も11秒53の好記録だった。
女子400mは松本奈菜子(東邦銀行)が53秒80で優勝。「53秒5は出したかったので悔しい。マイルで世界リレーで入賞して東京五輪の出場権を獲得したい」と語った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.22
WA加盟連盟賞に米国、インド、ポルトガルなどがノミネート 育成プログラム等を評価
2024.11.22
パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
-
2024.11.21
-
2024.11.21
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
WA加盟連盟賞に米国、インド、ポルトガルなどがノミネート 育成プログラム等を評価
世界陸連(WA)は11月20日、ワールド・アスレティクス・アワード2024の「加盟国賞」の最終候補6カ国を発表した。この賞は年間を通して陸上競技の成長と知名度に貢献する功績をおさめた連盟を表彰するもので、各地域連盟から1 […]
2024.11.22
パリ五輪7位のクルガトが優勝!女子は地元米国・ヴェンダースがV/WAクロカンツアー
11月21日、米国テキサス州オースティンで世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドのクロス・チャンプスが開催され、男子(8.0km)はパリ五輪5000m7位E.クルガト(ケニア)が22分51秒で、女子(8.0km […]
2024.11.22
田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設
来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]
2024.11.21
早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結
11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]
2024.11.21
立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン
第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会