HOME 編集部コラム

2025.01.25

編集部コラム「箱根の山は険し!?」

毎週金曜日更新!?

★月陸編集部★

攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第275回「箱根の山は険し!?(片井)


毎週金曜日更新を目指している当コラムですが、まずは1日遅れてしまったことをお詫びいたします。前日までは覚えていたはずなのですが、一晩寝るとすっかり記憶から抜け落ちてしまっていました。

1月は早くも下旬を迎えましたが、今月の私にとっての大イベントはやはり、箱根駅伝。昨年4月に入社してから学生長距離の担当を拝命し、選手たちがそこに向けて努力を積み重ねていく姿に自分を重ねるように、私もそこに向けて歩みを進めてきたつもりです。

ただ、初の現地取材はハプニングの連続・・・・・・。反省と自戒の意味を込めてここに記したいと思います。

広告の下にコンテンツが続きます

まずは前日です。宿泊するのは箱根への登山口としてもおなじみの神奈川県小田原市です。某ホテルチェーンに夕方にチェックインし、夕食を食べに外に出たのですが、まず店が開いていない。お正月です。

30分ほど小田原の街を練り歩き、最終的に駆け込んだのは某中華チェーン。醤油ラーメンと半チャーハンを食し、ホテルに戻って就寝しようとしたところで、取材を予定していたライターの方からアクシデントの一報が。大会前からの緊張も相まって、うまく寝付けないまま本番を迎えました。

ドキドキで迎えた本番も朝から苦戦。正月運行のため始発バスが7時台に限られ、6時半から並んでいたものの、既に長打の列が。なんとかバスに乗り込み、着席できたものの、立ったままであれば仕事もままならなかっただろうと冷や汗をかきました。

往路の芦ノ湖でも初めての取材で、各校の布陣を探すのにてんやわんや。そして、最も苦しんだのが芦ノ湖からの下山。インバウンドで海外の観光客も多く、バスには長打の列が・・・・・・。

30分ほど並んでバスを2台見送り、ようやく乗り込んだ車内も1時間30分ほど立ちっぱなし。17時にプレスルームを出たはずが、小田原駅到着は19時過ぎ。カフェも正月営業で開いてなく、小田原駅の自由通路のベンチで記事を執筆していました。

怒濤の勢いで終わってしまった私の箱根駅伝ですが、既に各大学は来年に向けて動き始めています。私もいくつかの大学に取材でお邪魔する中で、「来年はもっと、○○できるようになりたいなあ」と思いを巡らせる日々が続く、1月後半でした。

来年はもっとレベルアップした私で、誌面もアップデートできるように、また走り始めたいと思います。

片井雅也(かたい・まさや)
月刊陸上競技編集部 新人部員
1993年4月生まれ、和歌山県出身。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。地方新聞社を経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。

過去の編集部コラムはこちら

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。 暇つぶし程度にご覧ください!

第275回「箱根の山は険し!?(片井)

毎週金曜日更新を目指している当コラムですが、まずは1日遅れてしまったことをお詫びいたします。前日までは覚えていたはずなのですが、一晩寝るとすっかり記憶から抜け落ちてしまっていました。 1月は早くも下旬を迎えましたが、今月の私にとっての大イベントはやはり、箱根駅伝。昨年4月に入社してから学生長距離の担当を拝命し、選手たちがそこに向けて努力を積み重ねていく姿に自分を重ねるように、私もそこに向けて歩みを進めてきたつもりです。 ただ、初の現地取材はハプニングの連続・・・・・・。反省と自戒の意味を込めてここに記したいと思います。 まずは前日です。宿泊するのは箱根への登山口としてもおなじみの神奈川県小田原市です。某ホテルチェーンに夕方にチェックインし、夕食を食べに外に出たのですが、まず店が開いていない。お正月です。 30分ほど小田原の街を練り歩き、最終的に駆け込んだのは某中華チェーン。醤油ラーメンと半チャーハンを食し、ホテルに戻って就寝しようとしたところで、取材を予定していたライターの方からアクシデントの一報が。大会前からの緊張も相まって、うまく寝付けないまま本番を迎えました。 ドキドキで迎えた本番も朝から苦戦。正月運行のため始発バスが7時台に限られ、6時半から並んでいたものの、既に長打の列が。なんとかバスに乗り込み、着席できたものの、立ったままであれば仕事もままならなかっただろうと冷や汗をかきました。 往路の芦ノ湖でも初めての取材で、各校の布陣を探すのにてんやわんや。そして、最も苦しんだのが芦ノ湖からの下山。インバウンドで海外の観光客も多く、バスには長打の列が・・・・・・。 30分ほど並んでバスを2台見送り、ようやく乗り込んだ車内も1時間30分ほど立ちっぱなし。17時にプレスルームを出たはずが、小田原駅到着は19時過ぎ。カフェも正月営業で開いてなく、小田原駅の自由通路のベンチで記事を執筆していました。 怒濤の勢いで終わってしまった私の箱根駅伝ですが、既に各大学は来年に向けて動き始めています。私もいくつかの大学に取材でお邪魔する中で、「来年はもっと、○○できるようになりたいなあ」と思いを巡らせる日々が続く、1月後半でした。 来年はもっとレベルアップした私で、誌面もアップデートできるように、また走り始めたいと思います。
片井雅也(かたい・まさや) 月刊陸上競技編集部 新人部員 1993年4月生まれ、和歌山県出身。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。地方新聞社を経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。
過去の編集部コラムはこちら

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.29

“ラストシーズン”の寺田明日香「意外と走れた」決勝6位も予選で12秒台マーク/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が自己新となる12秒93(+1.8)で優勝した。 東京五輪代表で元 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

2025.04.29

【学生長距離Close-upインタビュー】東京六大学5000mV東大・秋吉拓真「みんなが驚くような番狂わせを」

学生長距離Close-upインタビュー 秋吉拓真 Akiyoshi Takuma 東大4年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。47回目は、東大の […]

NEWS 100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

2025.04.29

100mH中島ひとみが高校以来の主要タイトル!日本歴代5位12秒93に「東京世界陸上出場の実現を」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルは、中島ひとみ(長谷川体育施設)が日本歴代5位の12秒93(+1.8)で優勝した。 予選で自己ベ […]

NEWS 110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

2025.04.29

110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒36(+1.9)をマークして優勝した。 4日前の日本学生個人選手権準決 […]

NEWS やり投80mオーバー3人!﨑山雄太が自己2番目の82m96「ステップになる」/織田記念

2025.04.29

やり投80mオーバー3人!﨑山雄太が自己2番目の82m96「ステップになる」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子やり投は﨑山雄太(愛媛競技力本部)が自己2番目の82m96を投げて優勝した。 パリ五輪代表のディーン元気(ミズノ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top