世界陸連(WA)は本田技研工業株式会社から新型電気自動車「Honda e:Ny1」を贈呈されたと発表した。
Hondaは2025年9月13日から21日まで開催される東京世界選手権のオフィシャルグローバルパートナー契約を昨年11月に締結しており、今回の車両贈呈はその一環となる。
モナコにあるwA本部で車両の鍵を受け取ったWAのセバスチャン・コー会長は「この2025年シーズンの貸与について、本田技研工業とホンダフランスに感謝したい。Hondaという名前は、品質と信頼性の代名詞として世界的に知られており、環境と安全性の面でも常に先を行っている。単なる取引ではなく、共通の価値観と共通の目標を持った協力的なパートナーシップの好例です」とコメントしている。
Hondaは1948年に本田宗一郎氏が創業。オートバイや自動車メーカーとして世界有数の規模を誇る。スポーツ活動にも力を入れており、1971年に陸上部が発足。黎明期には棒高跳の高根沢威夫が五輪に出場し、80年代以降は男子長距離を中心に活躍を続ける。全日本実業団対抗駅伝では80年に初出場を果たし、2022年に悲願の初優勝。翌年も連覇を達成した。今年8月のパリ五輪にはマラソンの小山直城、3000m障害の青木涼真の2人が出場を果たしている。
世界選手権においては大会が掲げる「コンパクトで環境に配慮した持続可能な大会の実現」に貢献することを目的として、電気車両などを提供。マラソンの先導車両をはじめ、審判車両、移動車両など、さまざまな用途で活用される。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2025.01.24
フレッド・ニューハウス氏が76歳で死去 76年五輪400m銀、マイルリレー金
-
2025.01.24
-
2025.01.24
2025.01.19
【大会結果】第30回全国都道府県対抗男子駅伝(2025年1月19日)
-
2025.01.19
-
2025.01.22
2024.12.30
5区・大東大がトップ!3年ぶり出走の拓大・不破聖衣来が6人抜きで4位浮上/富士山女子駅伝
-
2025.01.12
-
2025.01.14
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.01.24
実業団ハーフに伊藤達彦、今江勇人、山本唯翔らがエントリー!女子は川村楓、北川星瑠らが登録 10㎞に山本有真
日本実業団連合は1月24日、第53回全日本実業団ハーフマラソン(2月9日/山口市、維新みらいふスタジアム発着)のエントリー選手を発表した。 男子は21年東京五輪10000m代表の伊藤達彦(Honda)、正月のニューイヤー […]
2025.01.24
フレッド・ニューハウス氏が76歳で死去 76年五輪400m銀、マイルリレー金
米国の元スプリンター、フレッド・ニューハウス氏が1月20日に亡くなったことがわかった。76歳だった。 ニューハウス氏は1948年生まれ。プレーリービューA&M大学を1970年に卒業し、76年モントリオール五輪では男子40 […]
2025.01.24
ドーハ世界陸上代表・中野円花、ネクストヒロインの永長里緒、三輪南菜子が欠場/大阪国際女子マラソン
◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) 大阪国際女子マラソンの大会事務局は1月24日、ドーハ世界選手権代表の中野円花(岩谷産業)、ネクストヒロインの永長里緒(大阪学大)、 […]
2025.01.24
早大サークル出身の小林香菜「何もかもが新しい」現役復帰の伊澤「マラソンで日の丸を」/大阪国際女子マラソン
◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇し […]
2025.01.24
松田瑞生が地元・浪速路に再び!東京世界陸上を見据え「笑顔でゴールすることが目標」/大阪国際女子マラソン
◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着) ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇し […]
Latest Issue 最新号
2025年2月号 (1月14日発売)
駅伝総特集!
箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
高校駅伝、中学駅伝
富士山女子駅伝