HOME 海外

2024.11.20

長距離のレジェンド・ファラー氏 強盗に遭うも奪われた携帯電話を走って取り戻す
長距離のレジェンド・ファラー氏 強盗に遭うも奪われた携帯電話を走って取り戻す

モハメド・ファラー(17年ロンドン世界陸上) 写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

男子長距離で五輪、世界選手権累計10個の金メダルを持つM.ファラー氏(英国)が自宅敷地内で窃盗に遭ったものの、車で逃走しようとする犯人を追いかけて、奪われた携帯電話を取り戻したことが現地メディアで報じられている。

ファラー氏はセキュリティーチェックのあるエリアに住んでおり、妻とともにジョギングを行っていた際、道路脇に携帯電話を置いていたという。この携帯電話を窃盗犯が奪って、用意していた車により逃走を試みたが、すぐに気づいたファラー氏が車を追いかけて携帯電話を奪還。報道では「ウサイン・ボルトのようにフルスロットルで駆けた」と表現されている。犯人は捕まっておらず、警備が厳重であるはずのエリアに不審者が現れたことに対して、ファラー氏は憤慨しているという。

ファラー氏はソマリア生まれの41歳で、アマチュアランナーのタニアさんと2010年に結婚している。五輪では2大会連続(12年ロンドン、16年リオ)で5000mと10000の2冠を達成。昨年9月のグレート・ノースランで引退し、第一線からは退いている。

男子長距離で五輪、世界選手権累計10個の金メダルを持つM.ファラー氏(英国)が自宅敷地内で窃盗に遭ったものの、車で逃走しようとする犯人を追いかけて、奪われた携帯電話を取り戻したことが現地メディアで報じられている。 ファラー氏はセキュリティーチェックのあるエリアに住んでおり、妻とともにジョギングを行っていた際、道路脇に携帯電話を置いていたという。この携帯電話を窃盗犯が奪って、用意していた車により逃走を試みたが、すぐに気づいたファラー氏が車を追いかけて携帯電話を奪還。報道では「ウサイン・ボルトのようにフルスロットルで駆けた」と表現されている。犯人は捕まっておらず、警備が厳重であるはずのエリアに不審者が現れたことに対して、ファラー氏は憤慨しているという。 ファラー氏はソマリア生まれの41歳で、アマチュアランナーのタニアさんと2010年に結婚している。五輪では2大会連続(12年ロンドン、16年リオ)で5000mと10000の2冠を達成。昨年9月のグレート・ノースランで引退し、第一線からは退いている。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報