◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)2日目
佐賀国民スポーツ大会の2日目が行われ、少年男子Aハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(京都・花園高3)が69m59で自身が持つ高校記録を9cm更新して優勝を飾った。
今季3度目となる高校新記録が誕生したのは4投目。大きな弧を描いて投じられたハンマーは飛距離が伸び、記録の掲示板に[69m59」と表示されると、アツオビンは右手でガッツポーズを繰り出す。「感覚的に悔しさはあったのですが、チームのみんなが喜んでくれたので。自己ベストで安心感がありました」と笑顔で振り返った。
「インターハイぶりにガッツリ調整を入れた試合だったので、絶対にベストは出したいと思っていました」。動作の入りは良かったものの、3、4回点目がいまひとつで、軸がぶれてしまってうまく力がハンマーに伝わっていなかった。
高校記録の再更新にも「70mやU20日本新(71m46)を目標にやっていたので、一歩届かずという感じでした」と話す。技術的な反省点が残り、「後半がなかなかうまいこといきませんでした」と首をひねる。
だが、来週のU18大会をはじめ、記録会なども含めて高校の間に70mに挑戦できる機会はまだある。「意識してやっているわけではないですが、高校の間に届いたらなと思います」。今季のアツオビンの挑戦はまだまだ終わらない。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.02
三菱重工に学生駅伝で活躍した小林大晟、村上大樹が入社 6日に実業団デビュー戦
2025.04.02
YKKに大谷章紘、西田大智が入社 「チームに貢献する走りをしていきます」
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.02
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.02
三菱重工に学生駅伝で活躍した小林大晟、村上大樹が入社 6日に実業団デビュー戦
三菱重工は4月1日、小林大晟と村上大樹の2人が新入社員としてチームに加入したことを発表した。 小林は帝京大卒。長崎・鎮西学院高時代には全国高校駅伝で1区も務めた経歴を持つ。大学では4年時の全日本大学駅伝でアンカーを務め、 […]
2025.04.02
YKKに大谷章紘、西田大智が入社 「チームに貢献する走りをしていきます」
4月1日、YKKに大谷章紘(大東大卒)と西田大智(国士大卒)が新たに加入したことがチームから発表された。 大谷は水城高校時代に20年全国高校駅伝の3区などで全国大会経験。進学した大東大では全日本大学駅伝と箱根駅伝で2年時 […]
2025.04.02
中大卒のスプリンター・藤原寛人が大和ハウスに入社 「 社会人としても競技者としても共に大きく成長していきたい」
4月1日、短距離の藤原寛人が自身のSNSを更新。同日から大和ハウスに入社し、競技を続けることを明かした。 千葉県出身の藤原は、中学時代から世代のトップ選手として活躍。17年の熊本全中では100mで日本一に輝いている。東海 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報