12月15日に行われる第32回全国中学校駅伝の出場を懸けた都道府県大会が9月から各地で開催されており、続々と代表校が決定している。
10月11日までに終了したのは東北6県を含む8つの県。今年度最初に行われた9月21日の青森県大会では、男女ともにMUTSUKATSU陸上クラブが優勝し、初の全国出場を決めた。同クラブは部活動の地域移行により、むつ市が主体となって発足させた地域クラブ。学校の枠を越え、むつ市内の各校から選手があつまり活動を行っている。
男子では今夏の全中に出場した山本壱咲(2年)、坂下漣 (3年)を1区、2区に配置し、序盤でリードを奪うと、4区から6区まで3区間連続区間賞で2位以下を大きく突き放した。また、女子も全区間区間賞と圧倒的な強さを見せて優勝を飾った。
10月5日に行われた富山県大会では、女子で昨年の全国大会で2位に輝いている大沢野が登場。前回の全国メンバーが4人残るなか、全中1500m3位の長森結愛(3年)と同6位の黒川志帆(3年)が3km区間の1区と5区を務め、1年前の県大会の優勝タイムを1分以上も縮める40分06秒で3年連続8回目の全国出場を決めている。また、男子は速星が16年ぶり3回目の優勝を飾った。
このほか、宮城男子が東向陽台、同女子は八木山がともに初代表の座をつかみ、岩手の男子・花巻北、女子・遠野、福島の男子・猪苗代、女子・船引がいずれも初優勝で全国出場権を獲得した。山形女子は山形十が4年連続7回目の優勝を果たしている。
10月は13日に北海道、23日に島根で予選が開催。その他の都府県大会は11月に開催。全国大会は12月15日に滋賀県の希望が丘文化公園で行われる。
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