2020.10.21
中止となったインターハイに代わるかたちで、今年最初で最後の「高校日本一決定戦」となる「全国高校大会2020」が10月23日から25日までの3日間、広島市のエディオンスタジアム広島で行われる。前週のリレー競技(神奈川・日産スタジアム)に続き、広島では個人種目(男子19種目、女子18種目)を実施。エントリー選手を元に各種目を展望していく。ここでは男子の見どころを紹介(文中のIHはインターハイ、U18はU18日本選手権)。
※大会は日本陸連がライブ配信を実施。無観客のため、ぜひライブ配信で応援してほしい。
大会情報
大会特設サイト(速報)
タイムテーブル
スタートリスト
ライブ配信
トラック
ハイレベル必至の100m、110mH
2020年の高校最速を決める100mは、8月に高校歴代6位タイ、高2歴代2位の10秒27をマークし、10月の日本選手権では7位に入った栁田大輝(東農大二2群馬)がV候補筆頭。今季10秒39をマークしている河田航典(中京大中京3愛知)、三輪颯太(西武文理3埼玉)、10秒4台の記録を持つ井澤真、鷹祥永の立命館慶祥(北海道)の3年生コンビ、昨年のU18日本選手権覇者・井上瑞葵(鳥取中央育英3)が下級生の勢いを止められるか。
栁田大輝(東農大二2群馬、中央)
200mでは100mでも有力な三輪が9月中旬にリストトップの20秒90をマーク。また、9月下旬には島田開伸(浜松湖東3静岡)が追い風参考ながら自己ベスト(21秒01)を上回る20秒72(+2.4)で走り、この2人が優勝候補となる。ただ、21秒1台も4人を数え、上位争いは激戦必至だ。なお、100mと200mで昨年インターハイを制している鵜澤飛羽(築館3宮城)は、来季に備えるためエントリーしていない。
400mは本調子ならば、昨年、IHや国体Aを制し、記録でも46秒55を出した木下祐一(洛南3京都)がダントツの存在。春の故障から少しずつ調子を取り戻してきた。ただ、今季は友田真隆(川越東3埼玉)や菅野航平(仙台一3宮城)が46秒台をマークして台頭。混戦が予想される。
800mは、昨年のU18王者で、9月に高校歴代7位の1分49秒19をマークした二見優輝(諏訪清陵3長野)が充実。U18・2位の石元潤樹(高知小津3)、昨年のIH6位の石井優吉(八千代松陰3千葉)の2人が二見の優勝を止める存在だ。1500mは8月下旬に高校歴代3位タイの3分44秒62をマークした甲木康博(城西3東京)が実力を発揮すれば頂点にもっとも近い。
5000mは全国高校駅伝都道府県予選の時期に差し掛かり、エントリー選手の動向次第となるが、13分台の記録を持つ森下翔太(2年)、塩出翔太(2年)、新谷紘ノ介(3年)の世羅(広島)勢と若林宏樹(洛南3京都)、昨年のIH8位・石塚陽士(早稲田実3東京)の争いか。高校記録(13分34秒74)保持者の石田洸介(東農大二3群馬)は出場を見送る予定だ。
110mハードルは一般規格(高さ106.7㎝)で行われるIH路線とは異なり、U20規格(99.1㎝)で実施。優勝争いの中心は昨年、高校歴代7位の13秒56をマークした近藤翠月(新潟産大附3)。ライバルは13秒60をマークしている高橋遼将(中京大中京2愛知)や、一般規格で13秒97の自己記録を持つ藤原孝輝(洛南3京都)、池田海(松山北3愛媛)あたりか。西徹朗(名古屋2愛知)、豊田兼(桐朋3東京)も上位候補となる。
近藤翠月(新潟産大附3)
400mハードルは7月下旬に50秒台をマークした菅野航平(仙台一3宮城)と高橋遼将(中京大中京2愛知)の2人がV候補。菅野は400m、高橋は110mハードルでも優勝を目指しており、いずれも2冠を懸けたレースになるかもしれない。
3000m障害は顔ぶれ次第となるが、10月11日に自己ベストの9分02秒93をマークした服部壮馬(洛南3京都)がリストトップで頂点に近い位置にいる。さらに伸び盛りの2年生・黒田朝日(玉野光南・岡山)が追う。5000m競歩は、20分38秒79の中谷知博(3年)を筆頭に智辯カレッジ(奈良)勢がリスト3位までを占め、上位を独占する可能性がある。
フィールド&混成
棒高跳、走幅跳、砲丸投、やり投で好記録の予感
フィールド種目は変則ルールで行われる。高さで競う種目は、通常の3回から「連続する2回の試技失敗」で競技が終了。それ以外のフィールド種目は全員に2回の試技が与えられ、トップ8はさらに2回の試技で順位を決める。
走高跳は、2m14の自己記録を持ち、昨年のIH、U18でいずれも2位に入った太田蒼翔(浜松市立3静岡)が優勝候補の軸。山中駿(三国丘3大阪)、武政壮之助(社3兵庫)、桃田三四朗(四学香川西2)といった2m10台の記録を持つ選手が逆転を目指す。
棒高跳は、高校記録(5m51)保持者の古澤一生(前橋育英3群馬)が本命だ。中学時代から数多くの実績を挙げたボウルターは、今季唯一の全国大会でタイトル獲得とさらなる高校記録更新がなるか注目。また5m24を跳んだ水谷翼(四学香川西3)、5m23をクリアした野本唯人(松山北3愛媛)の四国勢のほか、小林直樹(明星学園3東京)、高橋陸人(樹徳3群馬)らが上位を目指して激しく競り合う。
タレントが集結し、ビッグジャンプの応酬となりそうな走幅跳。昨年のIHで高校生初の8mジャンプ(8m12)を披露した藤原に目が離せない。今季は7m66にとどまるが、潜在能力は誰もが認めるところ。ただ、1、2年生の成長が著しく、舞永夏稀(太成学院大2大阪)が高校歴代3位、高2歴代2位の7m89(+1.1)、北川凱(東海大翔洋2静岡)が高校歴代7位、高2歴代3位の7m81(+1.8)をマーク。また、北川の後輩の深沢瑞樹(1年)は高1最高の7m67(+0.5)を持つ。昨年のIH4位で、今季は100mで飛躍を遂げる栁田も注目だ。
藤原孝輝(洛南3京都)
三段跳は15m59の自己記録を持つ廣田麟太郎(長崎日大3)が頂点にもっとも近い位置にいる。ただ15mオーバーが14人を数えるなど活況で、走幅跳でもV候補の北川、末盛巧(修道2静岡)らが一発逆転を狙う。
砲丸投は高校記録(18m62)保持者のアツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3)が自己ベストで他を1m60㎝以上引き離し、優位は揺るがない。タイトルはもちろん19m07のU20日本記録を更新するかが見どころだ。円盤投は50m台をマークしている北原博企(開志国際3新潟)、濱口泰河(宇治山田商3三重)がタイトルを争う。
アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3)
ハンマー投は地元の迫田力哉(西条農3広島)が記録的に優位だが、垂井祐志(四学香川西3)、鈴木潤壱(浜松北3静岡)、西岡大騎(保善3東京)もタイトル争いに絡みそうだ。やり投は、昨年U18覇者で、8月に高校歴代2位の74m29を放っている巖優作(市尼崎3兵庫)が高校記録(76m54)の更新に挑む。ライバルは吉野壱圭(添上3奈良)と鈴木凜(山梨学院3)となりそう。
八種競技(110mハードルはU20規格)は、昨年のIHで5位と2年生以下でただ1人入賞した平井柊太(洛南3京都)が中心に優勝争いが展開される。松井泰誠(添上3奈良)や、福田海斗(彦根翔西館3滋賀)、岡泰我(相洋3神奈川)も注目だ。
女子編はこちら
今季最新ランキングトップ3
(エントリー選手のみ)
●100m
10.27 0.7 栁田 大輝(東農大二2群馬) 8.23
10.39 1.6 河田 航典(中京大中京3愛知) 7.23
10.39 0.4 三輪 颯太(西武文理3埼玉) 9.11
●200m
20.90 0.8 三輪 颯太(西武文理3埼玉) 9.13
21.01 0.3 島田 開伸(浜松湖東3静岡) 7.19
21.13 1.7 西尾 晃太(社3兵庫) 9.27
●400m
46.72 友田 真隆(川越東3埼玉) 9.12
46.88 菅野 航平(仙台一3宮城) 8. 9
47.21 山下 譲尊(鳥栖工3佐賀) 7.23
●800m
1.49.19 二見 優輝(諏訪清陵3長野) 9. 5
1.51.61 前田 陽向(洛南2京都) 9.18
1.51.78 佐藤 主理(藤蔭3大分) 7.19
●1500m
3.44.62 甲木 康博(城西3東京) 8.23
3.47.58 片山 宗哉(愛知3愛知) 7.19
3.47.61 佐藤 圭汰(洛南2京都) 9.19
●5000m
13.33.40 石田 洸介(東農大二3群馬) 9.12
13.57.16 森下 翔太(世羅2広島) 10.17
13.57.88 塩出 翔太(世羅2広島) 10.17
●110mH(106.7㎝)
14.01 -0.1 近藤 翠月(新潟産大附3新潟) 10. 2
14.05 0.3 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7.19
14.08 0.0 藤原 孝輝(洛南3京都) 8. 8
●110mH(99.1㎝)
13.84 1.0 長田 一晟(近大高専3三重) 9. 5
13.84 -0.1 伊藤 真治(岐阜聖徳1岐阜) 9.12
13.91 -1.7 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7. 4
●400mH
50.67 菅野 航平(仙台一3宮城) 7.23
50.73 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7.24
51.64 大村 東輝(東福岡3福岡) 8. 9
●3000mSC
9.02.93 服部 壮馬(洛南3京都) 10.11
9.05.81 黒田 朝日(玉野光南2岡山) 9.19
9.08.96 分須 尊紀(東農大二3群馬) 9. 6
●5000mW
20.38.79 中谷 知博(智辯カレッジ3奈良) 9.27
20.39.30 中尾 心哉(智辯カレッジ3奈良) 9.27
20.44.19 土谷 温希(智辯カレッジ2奈良) 9.27
●走高跳
2.14 太田 蒼翔(浜松市立3静岡) 7.19
2.12 山中 駿(三国丘3大阪) 7.24
2.10 桃田三四朗(四学香川西2香川) 7.19
2.10 武政壮之助(社3兵庫) 8. 8
●棒高跳
5.51 古澤 一生(前橋育英3群馬) 8. 8
5.24 水谷 翼(四学香川西3香川) 8.29
5.23 野本 唯人(松山北3愛媛) 7.25
●走幅跳
7.89 1.1 舞永 夏稀(太成学大2大阪) 9.18
7.81 1.8 北川 凱(東海大翔洋2静岡) 9.26
7.67 0.5 深沢 瑞樹(東海大翔洋1静岡) 7.18
●三段跳
15.59 0.5 廣田麟太郎(長崎日大3長崎) 8.23
15.30 0.1 栂尾 鷹兵(大塚3大阪) 7.24
15.30 1.9 北川 凱(東海大翔洋2静岡) 9.13
●砲丸投
18.62 アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪) 8. 2
16.98 上野 元暉(花園3京都) 8.22
16.20 小森 直吏(身延2山梨) 7.23
●円盤投
51.16 北原 博企(開志国際3新潟) 7.23
51.06 濱口 泰河(宇治山田商3三重) 7.12
49.32 富永 健心(峰山3京都) 7.12
●ハンマー投
65.39 迫田 力哉(西条農3広島) 9.19
64.94 垂井 祐志(四学香川西3香川) 7.18
62.48 鈴木 潤壱(浜松北3静岡) 7.19
●やり投
74.29 巌 優作(市尼崎3兵庫) 8.23
69.02 吉野 壱圭(添上3奈良) 7.12
66.78 鈴木 凛(山梨学院3山梨) 8.22
●八種競技(110mHは106.7㎝)
5762 松井 泰誠(添上3奈良) 8. 2
5670 福田 海斗(彦根翔西館3滋賀) 8. 1
5473 平井 柊太(洛南3京都) 8. 8
トラック
ハイレベル必至の100m、110mH 2020年の高校最速を決める100mは、8月に高校歴代6位タイ、高2歴代2位の10秒27をマークし、10月の日本選手権では7位に入った栁田大輝(東農大二2群馬)がV候補筆頭。今季10秒39をマークしている河田航典(中京大中京3愛知)、三輪颯太(西武文理3埼玉)、10秒4台の記録を持つ井澤真、鷹祥永の立命館慶祥(北海道)の3年生コンビ、昨年のU18日本選手権覇者・井上瑞葵(鳥取中央育英3)が下級生の勢いを止められるか。 栁田大輝(東農大二2群馬、中央) 200mでは100mでも有力な三輪が9月中旬にリストトップの20秒90をマーク。また、9月下旬には島田開伸(浜松湖東3静岡)が追い風参考ながら自己ベスト(21秒01)を上回る20秒72(+2.4)で走り、この2人が優勝候補となる。ただ、21秒1台も4人を数え、上位争いは激戦必至だ。なお、100mと200mで昨年インターハイを制している鵜澤飛羽(築館3宮城)は、来季に備えるためエントリーしていない。 400mは本調子ならば、昨年、IHや国体Aを制し、記録でも46秒55を出した木下祐一(洛南3京都)がダントツの存在。春の故障から少しずつ調子を取り戻してきた。ただ、今季は友田真隆(川越東3埼玉)や菅野航平(仙台一3宮城)が46秒台をマークして台頭。混戦が予想される。 800mは、昨年のU18王者で、9月に高校歴代7位の1分49秒19をマークした二見優輝(諏訪清陵3長野)が充実。U18・2位の石元潤樹(高知小津3)、昨年のIH6位の石井優吉(八千代松陰3千葉)の2人が二見の優勝を止める存在だ。1500mは8月下旬に高校歴代3位タイの3分44秒62をマークした甲木康博(城西3東京)が実力を発揮すれば頂点にもっとも近い。 5000mは全国高校駅伝都道府県予選の時期に差し掛かり、エントリー選手の動向次第となるが、13分台の記録を持つ森下翔太(2年)、塩出翔太(2年)、新谷紘ノ介(3年)の世羅(広島)勢と若林宏樹(洛南3京都)、昨年のIH8位・石塚陽士(早稲田実3東京)の争いか。高校記録(13分34秒74)保持者の石田洸介(東農大二3群馬)は出場を見送る予定だ。 110mハードルは一般規格(高さ106.7㎝)で行われるIH路線とは異なり、U20規格(99.1㎝)で実施。優勝争いの中心は昨年、高校歴代7位の13秒56をマークした近藤翠月(新潟産大附3)。ライバルは13秒60をマークしている高橋遼将(中京大中京2愛知)や、一般規格で13秒97の自己記録を持つ藤原孝輝(洛南3京都)、池田海(松山北3愛媛)あたりか。西徹朗(名古屋2愛知)、豊田兼(桐朋3東京)も上位候補となる。 近藤翠月(新潟産大附3) 400mハードルは7月下旬に50秒台をマークした菅野航平(仙台一3宮城)と高橋遼将(中京大中京2愛知)の2人がV候補。菅野は400m、高橋は110mハードルでも優勝を目指しており、いずれも2冠を懸けたレースになるかもしれない。 3000m障害は顔ぶれ次第となるが、10月11日に自己ベストの9分02秒93をマークした服部壮馬(洛南3京都)がリストトップで頂点に近い位置にいる。さらに伸び盛りの2年生・黒田朝日(玉野光南・岡山)が追う。5000m競歩は、20分38秒79の中谷知博(3年)を筆頭に智辯カレッジ(奈良)勢がリスト3位までを占め、上位を独占する可能性がある。フィールド&混成
棒高跳、走幅跳、砲丸投、やり投で好記録の予感 フィールド種目は変則ルールで行われる。高さで競う種目は、通常の3回から「連続する2回の試技失敗」で競技が終了。それ以外のフィールド種目は全員に2回の試技が与えられ、トップ8はさらに2回の試技で順位を決める。 走高跳は、2m14の自己記録を持ち、昨年のIH、U18でいずれも2位に入った太田蒼翔(浜松市立3静岡)が優勝候補の軸。山中駿(三国丘3大阪)、武政壮之助(社3兵庫)、桃田三四朗(四学香川西2)といった2m10台の記録を持つ選手が逆転を目指す。 棒高跳は、高校記録(5m51)保持者の古澤一生(前橋育英3群馬)が本命だ。中学時代から数多くの実績を挙げたボウルターは、今季唯一の全国大会でタイトル獲得とさらなる高校記録更新がなるか注目。また5m24を跳んだ水谷翼(四学香川西3)、5m23をクリアした野本唯人(松山北3愛媛)の四国勢のほか、小林直樹(明星学園3東京)、高橋陸人(樹徳3群馬)らが上位を目指して激しく競り合う。 タレントが集結し、ビッグジャンプの応酬となりそうな走幅跳。昨年のIHで高校生初の8mジャンプ(8m12)を披露した藤原に目が離せない。今季は7m66にとどまるが、潜在能力は誰もが認めるところ。ただ、1、2年生の成長が著しく、舞永夏稀(太成学院大2大阪)が高校歴代3位、高2歴代2位の7m89(+1.1)、北川凱(東海大翔洋2静岡)が高校歴代7位、高2歴代3位の7m81(+1.8)をマーク。また、北川の後輩の深沢瑞樹(1年)は高1最高の7m67(+0.5)を持つ。昨年のIH4位で、今季は100mで飛躍を遂げる栁田も注目だ。 藤原孝輝(洛南3京都) 三段跳は15m59の自己記録を持つ廣田麟太郎(長崎日大3)が頂点にもっとも近い位置にいる。ただ15mオーバーが14人を数えるなど活況で、走幅跳でもV候補の北川、末盛巧(修道2静岡)らが一発逆転を狙う。 砲丸投は高校記録(18m62)保持者のアツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3)が自己ベストで他を1m60㎝以上引き離し、優位は揺るがない。タイトルはもちろん19m07のU20日本記録を更新するかが見どころだ。円盤投は50m台をマークしている北原博企(開志国際3新潟)、濱口泰河(宇治山田商3三重)がタイトルを争う。 アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3) ハンマー投は地元の迫田力哉(西条農3広島)が記録的に優位だが、垂井祐志(四学香川西3)、鈴木潤壱(浜松北3静岡)、西岡大騎(保善3東京)もタイトル争いに絡みそうだ。やり投は、昨年U18覇者で、8月に高校歴代2位の74m29を放っている巖優作(市尼崎3兵庫)が高校記録(76m54)の更新に挑む。ライバルは吉野壱圭(添上3奈良)と鈴木凜(山梨学院3)となりそう。 八種競技(110mハードルはU20規格)は、昨年のIHで5位と2年生以下でただ1人入賞した平井柊太(洛南3京都)が中心に優勝争いが展開される。松井泰誠(添上3奈良)や、福田海斗(彦根翔西館3滋賀)、岡泰我(相洋3神奈川)も注目だ。 女子編はこちら今季最新ランキングトップ3 (エントリー選手のみ)
●100m 10.27 0.7 栁田 大輝(東農大二2群馬) 8.23 10.39 1.6 河田 航典(中京大中京3愛知) 7.23 10.39 0.4 三輪 颯太(西武文理3埼玉) 9.11 ●200m 20.90 0.8 三輪 颯太(西武文理3埼玉) 9.13 21.01 0.3 島田 開伸(浜松湖東3静岡) 7.19 21.13 1.7 西尾 晃太(社3兵庫) 9.27 ●400m 46.72 友田 真隆(川越東3埼玉) 9.12 46.88 菅野 航平(仙台一3宮城) 8. 9 47.21 山下 譲尊(鳥栖工3佐賀) 7.23 ●800m 1.49.19 二見 優輝(諏訪清陵3長野) 9. 5 1.51.61 前田 陽向(洛南2京都) 9.18 1.51.78 佐藤 主理(藤蔭3大分) 7.19 ●1500m 3.44.62 甲木 康博(城西3東京) 8.23 3.47.58 片山 宗哉(愛知3愛知) 7.19 3.47.61 佐藤 圭汰(洛南2京都) 9.19 ●5000m 13.33.40 石田 洸介(東農大二3群馬) 9.12 13.57.16 森下 翔太(世羅2広島) 10.17 13.57.88 塩出 翔太(世羅2広島) 10.17 ●110mH(106.7㎝) 14.01 -0.1 近藤 翠月(新潟産大附3新潟) 10. 2 14.05 0.3 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7.19 14.08 0.0 藤原 孝輝(洛南3京都) 8. 8 ●110mH(99.1㎝) 13.84 1.0 長田 一晟(近大高専3三重) 9. 5 13.84 -0.1 伊藤 真治(岐阜聖徳1岐阜) 9.12 13.91 -1.7 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7. 4 ●400mH 50.67 菅野 航平(仙台一3宮城) 7.23 50.73 高橋 遼将(中京大中京2愛知) 7.24 51.64 大村 東輝(東福岡3福岡) 8. 9 ●3000mSC 9.02.93 服部 壮馬(洛南3京都) 10.11 9.05.81 黒田 朝日(玉野光南2岡山) 9.19 9.08.96 分須 尊紀(東農大二3群馬) 9. 6 ●5000mW 20.38.79 中谷 知博(智辯カレッジ3奈良) 9.27 20.39.30 中尾 心哉(智辯カレッジ3奈良) 9.27 20.44.19 土谷 温希(智辯カレッジ2奈良) 9.27 ●走高跳 2.14 太田 蒼翔(浜松市立3静岡) 7.19 2.12 山中 駿(三国丘3大阪) 7.24 2.10 桃田三四朗(四学香川西2香川) 7.19 2.10 武政壮之助(社3兵庫) 8. 8 ●棒高跳 5.51 古澤 一生(前橋育英3群馬) 8. 8 5.24 水谷 翼(四学香川西3香川) 8.29 5.23 野本 唯人(松山北3愛媛) 7.25 ●走幅跳 7.89 1.1 舞永 夏稀(太成学大2大阪) 9.18 7.81 1.8 北川 凱(東海大翔洋2静岡) 9.26 7.67 0.5 深沢 瑞樹(東海大翔洋1静岡) 7.18 ●三段跳 15.59 0.5 廣田麟太郎(長崎日大3長崎) 8.23 15.30 0.1 栂尾 鷹兵(大塚3大阪) 7.24 15.30 1.9 北川 凱(東海大翔洋2静岡) 9.13 ●砲丸投 18.62 アツオビン・ジェイソン(大阪桐蔭3大阪) 8. 2 16.98 上野 元暉(花園3京都) 8.22 16.20 小森 直吏(身延2山梨) 7.23 ●円盤投 51.16 北原 博企(開志国際3新潟) 7.23 51.06 濱口 泰河(宇治山田商3三重) 7.12 49.32 富永 健心(峰山3京都) 7.12 ●ハンマー投 65.39 迫田 力哉(西条農3広島) 9.19 64.94 垂井 祐志(四学香川西3香川) 7.18 62.48 鈴木 潤壱(浜松北3静岡) 7.19 ●やり投 74.29 巌 優作(市尼崎3兵庫) 8.23 69.02 吉野 壱圭(添上3奈良) 7.12 66.78 鈴木 凛(山梨学院3山梨) 8.22 ●八種競技(110mHは106.7㎝) 5762 松井 泰誠(添上3奈良) 8. 2 5670 福田 海斗(彦根翔西館3滋賀) 8. 1 5473 平井 柊太(洛南3京都) 8. 8
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2021.12.28
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2024.12.26
箱根駅伝Stories/中大・吉居駿恭 トラック・全日本と壁を乗り越え「結果を出して、恩を箱根で返したい」
新春の風物詩・第101回箱根駅伝に挑む出場全21チームの選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。新たな100年への第一歩を踏み出す大会に向かうそれぞれの歩みを紹介する。 苦しんだ前半戦 苦しさは、人を大きく成 […]
2024.12.26
箱根駅伝Stories/國學院大・平林清澄 歴史を変える挑戦フィナーレへ 「チームが勝てる区間に」
新春の風物詩・第101回箱根駅伝に挑む出場全21チームの選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。新たな100年への第一歩を踏み出す大会に向かうそれぞれの歩みを紹介する。 ルーキー時代から三大駅伝皆勤賞 躍進を […]
2024.12.26
箱根駅伝Stories/洗礼受けた舞台 最高の状態で迎える山梨学大・徳田秋斗「1年前のリベンジをしてやる」
新春の風物詩・第101回箱根駅伝に挑む出場全21チームの選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。新たな100年への第一歩を踏み出す大会に向かうそれぞれの歩みを紹介する。 高校時代からロードが得意 サッカーの日 […]
2024.12.26
やり投・北口榛花「お正月を写そう」富士フイルムCMで広瀬すず、横浜流星と共演
富士フイルム株式会社は、お正月の風物詩としてお馴染みの「お正月を写そう」シリーズの新CMを12月28日から全国で放送することを発表し、女子やり投のパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が登場することがわかった。 北口は […]
2024.12.26
ホクレンDCの開催日が決定 6/11深川を皮切りに2ヵ月にわたって5戦開催
ホクレン・ディスタンスチャレンジ2025の開催スケジュールが発表された。 例年、北海道各地で7月に開催されてきたが、来季は「前半と後半」に分けて実施。第1戦は6月11日の深川大会、14日に士別大会が行われる。その後は7月 […]
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