10月4日、奥球磨駅伝の主催者は10月6日に開催される大会の区間オーダーを発表した。
奥球磨駅伝は大学・実業団の部と高校の部が同時に同じコースを走る駅伝として、23年からスタート。熊本県多良木町の町役場を発着点とする42.195kmのコースを大学・実業団の部は4区間、高校の部は7区間に分けてタスキをつなぐ。
大学・実業団の部には前回より3チーム多い17チームがエントリーし、1月の箱根駅伝で優勝した青学大はAチーム、Bチームの2チームが登録。Aチームには今年1月の都道府県駅伝対抗男子駅伝1区3位と好走した安島莉玖が1区、Bチームには昨年のインターハイ3000m障害2位の黒田然が3区と、高校時代に実績を持つ1年生がエントリーした。
また、創価大は創価大は箱根駅伝7区出場した石丸惇那の弟・石丸修那がAチームの1区を務め、留学生のソロモン・ムトゥクにタスキをつなぐオーダーを組んだ。東京国際大はハーフマラソンで1時間00分11秒のベストを持つアモス・ベットが4区に出場予定。このほか、学生では日体大、立教大、駿河台大、東農大、関学大、福岡大がエントリーしている。
実業団では中国電力が1区にベテランの岡本直己を投入。ひらまつ病院Aチームは荻久保寛也、上野裕一郎、栃木 渡、イェネブロ・ビヤゼンのオーダーで挑む。
高校の部には全国の強豪校が多数出場。大会3連覇を目指す佐久長聖(長野)はオール2年生の布陣となり、1区には9月に5000m14分15秒60のベストを出したばかりの酒井崇史が登録されている。また、洛南(京都)はインターハイ5000m11位の三宅悠斗(3年)を1区、同13位の橋本颯人(3年)を3区に配置。地元・熊本の九州学院もエース・門間蒼大 (3年)を1区に据え、ライバル校と対峙する。
奥球磨駅伝は6日の午前10時30分に多良木町役場前を大学・実業団の部、高校の部が同時にスタート。学生・実業団選手と高校生との部門を越えた争いにも注目が集まる。
奥球磨駅伝の主な区間オーダー
■大学・実業団 中国電力 岡本直己-森宗渚-兼実省伍-山口和也 ひらまつ病院A 荻久保寛也-上野裕一郎-栃木渡-イェネブロ・ビヤゼン TeamNitro 山下友陽-藤本拓-山本修平-新関友基 武田薬品 勝田哲史-元永好多朗-浅野有紀-小林親平 青学大A 安島莉玖-佐藤有一-中村海斗-熊井渓人 創価大A 石丸修那-ソロモン・ムトゥク山口翔輝-榎木凜太朗 東京国際大 小柴裕士郎-久保遼人-政仁斗-アモス・ベット 日体大 岩崎壮也-西坂侑-渡野幹太-倉村空 立教大 木代博也-松永拓己-森川祐暉-田丸颯馬 駿河台大 坂本滉斗-高見泰杜-侭田宇生-増水蓮 東農大 松江耕輔-古江晟那-渡邊輝翔-西樹 関学大 嘉味本謙信-冨永己太朗-合川歩輝-岡田晃成 福岡大A 森山和貴-久保田匠-早田京平-小野寛太 ひらまつ病院B 上田結也-永戸聖-福田穣-ブリミン・キプルト 青学大B 本間創-平松享祐-黒田然-浜川舜斗 創価大B 西山修平-竹田康之助-浦川栞伍-山瀬美大 ■高校 佐久長聖 酒井崇史-加藤結羽-土赤仁義-林和輝-猿田創汰-越陽色-小林睦 九州学院 門間蒼大-中野歩太-有村颯恭-岩﨑桜太郎-椙山一颯-一ノ瀬來祈-坂井咲太郎 大牟田A 野田顕臣-竹ノ下鳳瞳-松田祐真-森本守勇-吉田琉希-奥村櫂陸-穴井伸幸 小林A 後藤秀波-前原諒-赤﨑海太-鶴留唯月-上田充琉-城間大空-温水英真 洛南 三宅悠斗-加嶋翼-橋本颯人-井上優人-工藤羽流-谷口僚哉-奥野恭史 須磨学園 藤岡孝太郎-梅本陸翔-長谷川大翔-堀野正太-徳永泰雅-森貞翔太-酒上航煕 東農大二 岩瀬駿介-竹林大輝-大竹実吹-武川航也-田中敬-加瀬唯翔-村上愛祈 鳥栖工A 岩佐太陽-石川蒼大-松本崇吹-原直太郎-山﨑亮汰-木下祐太-牛嶋勇斗 鹿児島城西A 弓指浩史郎-櫨元優馬-前田陽向-小園竜成-赤坂瑛太-内村佳太郎-廣原悠慎 世羅 新見春陽-古川弘貴-三谷虎太郎-土間董哉-藤原夏希-檀上翔-赤繁咲多
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
-
2025.03.29
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]
2025.03.29
女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新
3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世界中学生夏 […]
2025.03.29
鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]
2025.03.29
走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]
2025.03.29
編集部コラム「いつのまにか700号超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報