HOME 国内

2024.09.24

NEWS
「14年の時を越えて10秒台で走れました。感動」52歳・朝原宣治さんが100mで10秒93w!! 追い風参考ながら世界記録に肉薄
「14年の時を越えて10秒台で走れました。感動」52歳・朝原宣治さんが100mで10秒93w!! 追い風参考ながら世界記録に肉薄

100m元日本記録保持者の朝原宣治さん

第45回全日本マスターズ選手権が9月21日から23日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子100mに元日本記録保持者で、北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが出場。3.3mの追い風のなか、10秒93で優勝を飾った。

52歳の朝原さんはM50(50~54歳)の部にエントリー。序盤から鋭い出足を見せ、年齢を感じさせないフォームでトラックを駆け抜け、スタンドからは大きな歓声も上がった。朝原さんが最後まで力強い走りでフィニッシュすると、速報掲示板は10秒台を示すタイムが表示され、会場はどよめき、レジェンドの走りに魅了されていた。

朝原さんは試合後に自身のSNSを更新。「全日本マスターズM50優勝しました!14年の時を越えて10秒台で走れました。感動、、。皆さんに感謝です!」と綴って喜びを語ると、元卓球選手の平野早矢香さんをはじめ、多くのファンから驚きと祝福のメッセージが寄せられた。

朝原さんは1993年に日本人初の10秒1台となる10秒19の日本記録を樹立。97年には10秒08まで記録を縮め、2001年にマークした10秒02は、今も日本歴代7位タイとして残る。08年に現役を退いてからもマスターズ陸上に出場しており、2018年には世界マスターズ選手権男子4×100mリレーにタレントの武井壮さんらと挑戦し、金メダルを獲得した。

M50クラス男子100mの日本記録は11秒18。世界記録は1983年世界選手権4×100mリレー金メダリストで、NFLでも活躍したウィリー・ゴールトさんが持つ10秒88となっている。

第45回全日本マスターズ選手権が9月21日から23日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子100mに元日本記録保持者で、北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが出場。3.3mの追い風のなか、10秒93で優勝を飾った。 52歳の朝原さんはM50(50~54歳)の部にエントリー。序盤から鋭い出足を見せ、年齢を感じさせないフォームでトラックを駆け抜け、スタンドからは大きな歓声も上がった。朝原さんが最後まで力強い走りでフィニッシュすると、速報掲示板は10秒台を示すタイムが表示され、会場はどよめき、レジェンドの走りに魅了されていた。 朝原さんは試合後に自身のSNSを更新。「全日本マスターズM50優勝しました!14年の時を越えて10秒台で走れました。感動、、。皆さんに感謝です!」と綴って喜びを語ると、元卓球選手の平野早矢香さんをはじめ、多くのファンから驚きと祝福のメッセージが寄せられた。 朝原さんは1993年に日本人初の10秒1台となる10秒19の日本記録を樹立。97年には10秒08まで記録を縮め、2001年にマークした10秒02は、今も日本歴代7位タイとして残る。08年に現役を退いてからもマスターズ陸上に出場しており、2018年には世界マスターズ選手権男子4×100mリレーにタレントの武井壮さんらと挑戦し、金メダルを獲得した。 M50クラス男子100mの日本記録は11秒18。世界記録は1983年世界選手権4×100mリレー金メダリストで、NFLでも活躍したウィリー・ゴールトさんが持つ10秒88となっている。

【動画】52歳にして100mを10秒台で駆け抜けた朝原さん

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.24

【女子走高跳】南雲愛(三条一中)1m63=中1歴代最高

新潟・長岡市営陸上競技場で9月16日に行われた中越地区中学校記録会女子走高跳で、1年生の南雲愛(三条一)が中1最高の1m63に成功した。 これまでの中1最高記録は1981年に横沢美貴(坂井輪・新潟)がマークした1m61。 […]

NEWS 東洋大がエントリー発表! 下級生主体で4年生は小林亮太と吉田周のみ 梅崎、石田は登録外れる/出雲駅伝

2024.09.24

東洋大がエントリー発表! 下級生主体で4年生は小林亮太と吉田周のみ 梅崎、石田は登録外れる/出雲駅伝

第36回出雲駅伝のチームエントリーが9月24日正午に締め切られ、東洋大がチームのSNSでエントリー選手10人を発表した。 4年生は昨季の三大駅伝すべてに出場している小林亮太と、箱根駅伝9区2位の吉田周のみが登録された。小 […]

NEWS 「14年の時を越えて10秒台で走れました。感動」52歳・朝原宣治さんが100mで10秒93w!! 追い風参考ながら世界記録に肉薄

2024.09.24

「14年の時を越えて10秒台で走れました。感動」52歳・朝原宣治さんが100mで10秒93w!! 追い風参考ながら世界記録に肉薄

第45回全日本マスターズ選手権が9月21日から23日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子100mに元日本記録保持者で、北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが出場。3.3mの追い風のな […]

NEWS 100mH福部真子が貫禄V 佐藤風雅が200mV 青野は短距離2冠/全日本実業団

2024.09.24

100mH福部真子が貫禄V 佐藤風雅が200mV 青野は短距離2冠/全日本実業団

◇第72回全日本実業団対抗選手権(9月21日~23日/山口・維新百年記念公園陸上競技場)3日目 全日本実業団対抗選手権の3日目が行われ、女子100mハードルは福部真子(日本建設工業)が12秒81(+1.9)で貫禄の優勝。 […]

NEWS 400mHリオ五輪代表の野澤啓佑が指導に専念「どこかで区切りをつけないといけない」/全日本実業団

2024.09.23

400mHリオ五輪代表の野澤啓佑が指導に専念「どこかで区切りをつけないといけない」/全日本実業団

◇第72回全日本実業団対抗選手権(9月21日~23日/山口・維新百年記念公園陸上競技場)3日目 全日本実業団対抗選手権の3日目に行われた男子400mハードルにリオ五輪代表の野澤啓佑(山梨学院大教)が出場。55秒02で組7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年10月号 (9月13日発売)

2024年10月号 (9月13日発売)

●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦

page top