2024.09.06
9月5日、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のヴェルトクラッセ・チューリッヒがスイス・チューリヒで開催され、女子5000mでは、パリ五輪金メダルのB.チェベト(ケニア)が今季世界最高、パフォーマンス世界歴代7位の14分09秒52の大会新で優勝した。
チェベトは今年10000mで28分54秒14の世界記録を樹立している。パリ五輪では5000mと10000mの2冠を果たした。今大会では2位以下に19秒以上の大差をつけて圧勝。「世界記録を狙いたかったが、天候に恵まれなかった。今日は観客とファンに感謝したい。DLファイナルのブリュッセルにも出場するつもり。脚の状態から世界記録への挑戦は難しそうなので、来年ね」とコメントした。
男子1500mはパリ五輪の上位選手たちが顔を揃える注目戦となり、パリ五輪銅メダルのY.ヌグセ(米国)が3分29秒21で制した。「注目されるレースで、最後はかなり速くなるだろうと思っていた。誰が勝ってもおかしくない中で勝てたことがうれしい」と話した。パリ五輪5000m金メダルのJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分29秒52で2位、パリ五輪金のC.ホッカー(米国)が3分30秒46で3位、4位には19歳のN.ラロス(オランダ)が3分31秒23で続いた。
男子110mハードルではパリ五輪金メダル、世界選手3連覇中のG.ホロウェイ(米国)が12秒99(-0.3)で今季DL4勝目を挙げた。男子200m(+0.4)はパリ五輪金メダルのL.テボゴ(ボツワナ)が19秒55でV。自己新をマークしたK.ベドナレク(米国)が2位に続いた
。
女子100m(+0.1)はブダペスト世界選手権金メダル、パリ五輪銀のS.リチャードソン(米国)が10秒71で制し、パリ五輪金のJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒88で2位だった。
この大会までのDLポイント上位者が9月13、14日にベルギー・ブリュッセルで開催されるファイナルへの出場権を獲得。DLブリュッセルでは年間優勝者を決する32種目が行われるほか、女子400mハードル世界記録保持者のS.マクローリン・レヴロン(米国)が特別レースの200mと400mに出場することが発表されている。
【動画】DLチューリヒのハイライトをチェック
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.09.18
パリ五輪代表の坂井隆一郎、三浦龍司、川野将虎、後藤夢、森本麻里子ら欠場/全日本実業団
2024.09.18
全日本能美競歩で35km競歩日本選手権を開催 従来開催地の輪島市が復興するまでの代替地に
-
2024.09.18
-
2024.09.18
-
2024.09.18
2024.09.15
高2・新妻遼己が5000mで13分44秒64 久保凛は1500mも大会新V/近畿ユース
-
2024.09.16
-
2024.09.13
-
2024.09.17
-
2024.09.17
2024.08.20
BROOKSの新作ランニングシューズ「Ghost MAX 2」が9月3日より発売開始!
-
2024.08.30
-
2024.08.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.09.18
大人気シューズの全貌に迫る‼ 世界で活躍するアスリートたちと開発した On史上最高のレーシングシューズ 「Cloudboom Strike」
2010年の設立以来、数々の独創的なシューズを世に出してきたスイスのスポーツブランド「On(オン)」。業界ナンバーワンの成長率で近年著しく市場シェアを拡大し、その勢いはとどまるところを知らない。そんなOnが2年の歳月をか […]
2024.09.18
全日本能美競歩で35km競歩日本選手権を開催 従来開催地の輪島市が復興するまでの代替地に
日本陸連は9月18日に第94回理事会を開き、第109回大会以降の日本選手権35km競歩の開催地を石川県能美市で開催することを決めた。 例年、35km競歩の日本選手権は4月に石川県・輪島市で開かれていた。ただ、今年1月1日 […]
2024.09.18
いざ全国中学校駅伝へ! 都道府県予選が青森からスタート!11月中旬に代表校出そろう
12月15日に行われる第32回全国中学校駅伝(滋賀県・希望が丘)の出場権を懸けた都道府県予選が9月21日の青森県大会からスタートする。 全国中学校駅伝は1993年からスタート。これまで熊本、滋賀、千葉、山口と開催地を変更 […]
Latest Issue 最新号
2024年10月号 (9月13日発売)
●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦