HOME 海外

2024.08.19

1500m五輪3連覇キピエゴンやキプチョゲの像撤去 芸術作品として酷評 地元からも「醜悪」と強い批判
1500m五輪3連覇キピエゴンやキプチョゲの像撤去 芸術作品として酷評 地元からも「醜悪」と強い批判

パリ五輪女子1500mで3連覇を達成したキピエゴン

ケニア・エルドレットで、パリ五輪女子中長距離種目で2つのメダルを獲得したF.キピエゴン(ケニア)らの像が撤去される事態となっていたことが海外メディアで報じられている。

像はキピエゴンをモチーフにしたものを含め3体あり、凱旋式典のために設置された。残り2体のうち、1体は男子マラソンのE.キプチョゲをかたどったものであるとみられるが、残り1体のモチーフは判明していないという。

しかし、SNSでは芸術作品として酷評され、地元からも「(像が)醜悪である」などと、式典にも影を落とすほどの強い批判が相次いだため、撤去されたとしている。

キピエゴンはパリ五輪1500mを五輪新記録で3連覇し、5000mでは銀メダルを獲得。キプチョゲはマラソンで16年リオ、21年東京と2連覇していたが、パリでは途中棄権に終わった。

式典では像に対する批判は沈静化され、ルト大統領からメダリストらに賞金が贈られたことも報じられている。

ケニアはパリ五輪で金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル5個を獲得した。

ケニア・エルドレットで、パリ五輪女子中長距離種目で2つのメダルを獲得したF.キピエゴン(ケニア)らの像が撤去される事態となっていたことが海外メディアで報じられている。 像はキピエゴンをモチーフにしたものを含め3体あり、凱旋式典のために設置された。残り2体のうち、1体は男子マラソンのE.キプチョゲをかたどったものであるとみられるが、残り1体のモチーフは判明していないという。 しかし、SNSでは芸術作品として酷評され、地元からも「(像が)醜悪である」などと、式典にも影を落とすほどの強い批判が相次いだため、撤去されたとしている。 キピエゴンはパリ五輪1500mを五輪新記録で3連覇し、5000mでは銀メダルを獲得。キプチョゲはマラソンで16年リオ、21年東京と2連覇していたが、パリでは途中棄権に終わった。 式典では像に対する批判は沈静化され、ルト大統領からメダリストらに賞金が贈られたことも報じられている。 ケニアはパリ五輪で金メダル4個、銀メダル2個、銅メダル5個を獲得した。

撤去されたキピエゴンの像をチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.04

やり投・北口榛花が日本陸連アスリート・オブ・ザ・イヤー!室伏広治に続き2人目の2年連続受賞

日本陸連は12月4日、日本陸連アスレティックス・アワード2024の受賞者を発表し、最優秀選手に当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に、女子やり投の北口榛花(JAL)が選ばれた。昨年に続いて2年連続は、2011、12年の […]

NEWS 田中希実がオムロンとパートナーシップ契約締結 23年からセルフケアで機器を愛用

2024.12.04

田中希実がオムロンとパートナーシップ契約締結 23年からセルフケアで機器を愛用

オムロン ヘルスケア株式会社は、女子中長距離の田中希実(New Balance)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。 1500m、5000mの日本記録保持者で、東京五輪・パリ五輪代表の田中。23年頃に股関節の繊細 […]

NEWS 富士通にブダペスト世界陸上代表・山本亜美と東京世界陸上標準突破の井之上駿太が加入!400mHホープが名門へ

2024.12.04

富士通にブダペスト世界陸上代表・山本亜美と東京世界陸上標準突破の井之上駿太が加入!400mHホープが名門へ

12月4日、富士通はホームページで、来年4月1日付で男子400mハードルの井之上駿太(法大)と女子400mハードルの山本亜美(立命大)の2人が入社することを発表した。 井之上は大阪府出身。中学時代は100mや200mに取 […]

NEWS アトランタ五輪女子円盤投金メダルのヴィルダ氏が死去 55歳 パラアスリートとしても活躍

2024.12.04

アトランタ五輪女子円盤投金メダルのヴィルダ氏が死去 55歳 パラアスリートとしても活躍

1996年アトランタ五輪女子円盤投の金メダリスト、イルケ・ヴィルダ氏(ドイツ)が12月1日に亡くなった。55歳だった。 ヴィルダ氏はライプツィヒに生まれ、ドイツ統一前は東ドイツ代表として競技していた。1988年に投げた7 […]

NEWS 五輪代表・飯塚翔太が東ティモールで子どもと交流 3年連続JICA活動「スポーツは共通言語」

2024.12.04

五輪代表・飯塚翔太が東ティモールで子どもと交流 3年連続JICA活動「スポーツは共通言語」

リオ五輪男子4×100mリレー銀メダリストで、今夏のパリ五輪200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が12月4日、訪問先の東ティモールからオンラインで現地の活動について報告会見を行った。 独立行政法人国際協力機構(JICA)が主 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top