HOME 国内、日本代表、五輪
男子マラソン・初出場の小山直城は後半に順位を上げて23位/パリ五輪
男子マラソン・初出場の小山直城は後半に順位を上げて23位/パリ五輪

24年パリ五輪男子マラソンに出場した小山直城

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)10日目

パリ五輪・陸上競技10日目のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した小山直城(Honda)は2時間10分33秒で23位だった。

昨年10月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を制した小山は、8位入賞を目標にレースに臨んだ。

序盤は、日本勢3選手のなかでも先頭集団の前方でレースを進めた。

しかし、50人超の大集団のまま15km過ぎからの上りに突入したが、小山は18km付近から遅れをとってしまう。中間点は32位で、1時間5分27秒で通過。さらに25kmでは34位まで順位を落とした。

その後、先頭から後れをとっても、ペースダウンすることはなかった。そこから小山は粘りを見せ、落ちてくる選手を次々に抜き去り、じわじわ順位を上げていった。最後は23位まで順位を上げ、2時間10分33秒でレースを終えた。

後半にも28km付近から急勾配があったが、中間点からフィニッシュまでは1時間5分06秒と、前半よりも後半のハーフのほうが速かった。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)10日目 パリ五輪・陸上競技10日目のモーニングセッションが行われ、男子マラソンに出場した小山直城(Honda)は2時間10分33秒で23位だった。 昨年10月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)を制した小山は、8位入賞を目標にレースに臨んだ。 序盤は、日本勢3選手のなかでも先頭集団の前方でレースを進めた。 しかし、50人超の大集団のまま15km過ぎからの上りに突入したが、小山は18km付近から遅れをとってしまう。中間点は32位で、1時間5分27秒で通過。さらに25kmでは34位まで順位を落とした。 その後、先頭から後れをとっても、ペースダウンすることはなかった。そこから小山は粘りを見せ、落ちてくる選手を次々に抜き去り、じわじわ順位を上げていった。最後は23位まで順位を上げ、2時間10分33秒でレースを終えた。 後半にも28km付近から急勾配があったが、中間点からフィニッシュまでは1時間5分06秒と、前半よりも後半のハーフのほうが速かった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2024.09.17

逆襲を期する駒澤大学 駅伝シーズンに向けて虎視眈々

強力な学年が卒業して〝危機感〟を共有 学生駅伝3冠を狙った昨シーズン、駒澤大学は出雲、全日本で優勝しながらも、最後の正月決戦では2位にとどまった。主軸をなしていた強力な学年が抜けて新チームは〝危機感〟を共有。今季は篠原倖 […]

NEWS 世界陸連会長・セバスチャン・コー氏がIOC会長選に立候補 現役時代に男子1500mで2度の金メダル

2024.09.17

世界陸連会長・セバスチャン・コー氏がIOC会長選に立候補 現役時代に男子1500mで2度の金メダル

9月16日、国際オリンピック委員会(IOC)はトーマス・バッハ会長の任期満了に伴って行われる次期会長選に立候補した7人を発表し、世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長が立候補したことを明らかにした。 コー氏は67歳。現 […]

NEWS 世界女王・北口榛花に特製『やり投ハイチュウ』贈呈!「やりより重たい」

2024.09.16

世界女王・北口榛花に特製『やり投ハイチュウ』贈呈!「やりより重たい」

女子やり投でパリ五輪金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。その席でサプライズが待っていた。 7月16日にサポート契約を結んだ森永製菓から、やり投を模したケースにハイチュウなど、お菓子 […]

NEWS やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

2024.09.16

やり投世界一・北口榛花「悩み、もがき続けた1年」五輪金メダルとDLトロフィーとともに凱旋帰国

女子やり投の北口榛花(JAL)が9月16日に帰国し、都内で会見を開いた。 光り輝くパリ五輪金メダルとダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルを手に帰国した北口。冒頭で「オリンピックとダイヤモンドリーグ・ファイナルと重要な試合 […]

NEWS 女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

2024.09.16

女子やり投アジア選手権入賞の久世生宝が今季限りで引退 「感謝の気持ちでいっぱい」

女子やり投の久世生宝(コンドーテック)が9月15日、10月の佐賀国民スポーツ大会を最後に現役引退することを明らかにした。 久世は岡山県出身の29歳。幼少期から陸上に親しみ、中学では短距離が専門。倉敷中央高校進学後、体力強 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年10月号 (9月13日発売)

2024年10月号 (9月13日発売)

●Paris 2024 Review
●別冊付録/学生駅伝ガイド 2024 秋
●福井全中Review
●東京世界選手権まであと1年
●落合晃の挑戦

page top