◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)8日目
パリ五輪・陸上競技8日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードル決勝に出場した村竹ラシッド(JAL)は13秒21(-0.1)で5位入賞を果たした。
この種目で日本勢初のファイナリストとなった村竹は、1台目からハードルに足を当てたが崩れることなく前進し、世界の強豪選手の中で持てる力を振り絞った。銅メダルには0.12秒届かなかったが、堂々としたレースを繰り広げた。
22歳で初めて挑んだ五輪は、大会4日目の予選を13秒22(+0.1)の組1着で突破し、7日目の準決勝は13秒26(+0.1)の組4着となってタイムで拾われて決勝まで進み、躍進を遂げた。
前回の21年東京五輪は、代表選考会だった日本選手権の予選で五輪参加標準記録を突破しながら決勝で不正スタートにより失格し、たどりつけなかった。翌年、オレゴン世界選手権を経験。昨年はけがでブダペスト世界選手権に出られなかったが、秋の日本インカレで13秒04の日本タイ記録を樹立した。今年の日本選手権はセカンドベストの13秒07で初制覇した。
【動画】村竹ラシッド5位!初のファイナルで快挙!
https://youtu.be/poGb_tRDshk?si=CyYMVXlKOqvKBwBp
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