◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)1日目
パリ五輪・陸上競技が開幕し、初日の種目は男女それぞれの20km競歩。トロカデロ広場前をスタートし、セーヌ川にかかるイエナ橋を渡って、エッフェル塔前を通る往復コースで行われた。
男子は前半こそ1km4分00秒前後とスローな展開だったが、14kmあたりからペースアップ。徐々に先頭集団が絞られていき、19km付近で3人となった。そこから抜け出したのは、ブライアン・ダニエル・ピンタド(エクアドル)。ラスト1kmを3分31秒でカバーし、1時間18分55秒で金メダルを手にした。エクアドルの五輪陸上の金メダルは、1996年アトランタ大会のこの種目でジェファーソン・ペレスが獲得して以来28年ぶり2人目となる。
日本勢は前回銀メダルの池田向希(旭化成)が悲願の金メダルを狙って、先頭集団につける展開。16km過ぎでは5位につけていたが17km手前で後退し、1時間19分41秒で7位だった。初出場の古賀友太(大塚製薬)は16km過ぎで先頭集団から離れたが、粘って1時間19分50秒で8位入賞を果たした。
女子は世界記録(1時間23分49秒)を持つ楊家玉(中国)が5km過ぎで飛び出し、独歩状態となった。そのままトップを守り、2位に25秒差をつける1時間25分54秒で自身初の金メダルを獲得。2大会ぶりに中国勢が制した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.28
-
2025.03.28
-
2025.03.28
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位
第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]
2025.03.28
【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ
今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]
2025.03.28
【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]
2025.03.28
3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定
大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報