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20km競歩で陸上開幕! 男子の池田向希は悲願の金へ 濱西諒&古賀友太も注目 女子は藤井菜々子が入賞に挑戦/パリ五輪Day1みどころ
20km競歩で陸上開幕! 男子の池田向希は悲願の金へ 濱西諒&古賀友太も注目 女子は藤井菜々子が入賞に挑戦/パリ五輪Day1みどころ

23年世界選手権での池田向希

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)1日目

パリ五輪・陸上競技は8月1日から11日までの11日間、サン=ドニのスタッド・ド・フランスをメイン会場に行われる。

コロナ禍で1年延期となった前回の東京大会から3年。五輪としては100年ぶり3回目となるパリでアスリートが世界一を目指す。

陸上競技初日は、男子20km競歩と女子20km競歩の2種目。エッフェル塔前のイエナ橋発着コースで行われる。

開幕を告げる最初の種目は日本時間14時30分にスタートする男子20km競歩。日本にとっては、さっそくメダル有望種目だ。

日本勢は前回の銀メダリスト・池田向希(旭化成)、初の五輪代表となる濱西諒(サンベルクス)と古賀友太(大塚製薬)の3人で臨む。

2022年のオレゴン世界選手権でも銀メダルを手にしている池田。昨年のブダペスト世界選手権では15位に終わったが、今年2月の日本選手権で世界歴代3位の1時間16分51秒をマークした。持ちタイムでは現役選手の中で最も速い。

ライバルは4月の世界競歩チーム選手権、6月のP.カールストレーム(スウェーデン)、昨年の世界選手権20kmと35km2冠のA.マルティン(スペイン)、東京五輪金のM.スタノ(イタリア)あたりか。

海外勢は強力だが、勝機をしっかりと見定めて、悲願の金メダルにつかみたい。金メダルとなれば、競歩種目としては初めて。陸上としては、04年アテネ大会での男子ハンマー投・室伏広治、女子マラソン・野口みずき以来、20年ぶりとなる。

初出場となる濱西と古賀は、実績ある選手に食い下がれるかがポイント。終盤まで先頭集団につけて、上位進出を狙えるか。

男子の後に行われる女子20km競歩は、日本時間16時20分にスタート。日本からは藤井菜々子(エディオン)が2大会連続で出場する。

世界選手権では19年で7位、22年では6位に入っている藤井。昨年は14位に終わったが、今年の日本選手権で5年ぶり自己新となる1時間27分54秒(日本歴代2位)をマークした。

厚底シューズにも対応しており、自身初の五輪入賞を達成したいところ。この種目の入賞となれば、12年ロンドン大会での渕瀬真寿美の8位以来となる。

優勝争いは昨年の世界選手権で20kmと35kmで2種目Vを遂げたK.ガルシア・レオン(ペルー)、東京五輪金メダルのA.パルサミーノ(イタリア)あたりとなりそうだ。

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)1日目 パリ五輪・陸上競技は8月1日から11日までの11日間、サン=ドニのスタッド・ド・フランスをメイン会場に行われる。 コロナ禍で1年延期となった前回の東京大会から3年。五輪としては100年ぶり3回目となるパリでアスリートが世界一を目指す。 陸上競技初日は、男子20km競歩と女子20km競歩の2種目。エッフェル塔前のイエナ橋発着コースで行われる。 開幕を告げる最初の種目は日本時間14時30分にスタートする男子20km競歩。日本にとっては、さっそくメダル有望種目だ。 日本勢は前回の銀メダリスト・池田向希(旭化成)、初の五輪代表となる濱西諒(サンベルクス)と古賀友太(大塚製薬)の3人で臨む。 2022年のオレゴン世界選手権でも銀メダルを手にしている池田。昨年のブダペスト世界選手権では15位に終わったが、今年2月の日本選手権で世界歴代3位の1時間16分51秒をマークした。持ちタイムでは現役選手の中で最も速い。 ライバルは4月の世界競歩チーム選手権、6月のP.カールストレーム(スウェーデン)、昨年の世界選手権20kmと35km2冠のA.マルティン(スペイン)、東京五輪金のM.スタノ(イタリア)あたりか。 海外勢は強力だが、勝機をしっかりと見定めて、悲願の金メダルにつかみたい。金メダルとなれば、競歩種目としては初めて。陸上としては、04年アテネ大会での男子ハンマー投・室伏広治、女子マラソン・野口みずき以来、20年ぶりとなる。 初出場となる濱西と古賀は、実績ある選手に食い下がれるかがポイント。終盤まで先頭集団につけて、上位進出を狙えるか。 男子の後に行われる女子20km競歩は、日本時間16時20分にスタート。日本からは藤井菜々子(エディオン)が2大会連続で出場する。 世界選手権では19年で7位、22年では6位に入っている藤井。昨年は14位に終わったが、今年の日本選手権で5年ぶり自己新となる1時間27分54秒(日本歴代2位)をマークした。 厚底シューズにも対応しており、自身初の五輪入賞を達成したいところ。この種目の入賞となれば、12年ロンドン大会での渕瀬真寿美の8位以来となる。 優勝争いは昨年の世界選手権で20kmと35kmで2種目Vを遂げたK.ガルシア・レオン(ペルー)、東京五輪金メダルのA.パルサミーノ(イタリア)あたりとなりそうだ。

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