HOME 高校

2024.07.28

女子400m・9レーンで積極レースの畠山このみがV 「日本一を達成できてすごくうれしい」/福岡IH
女子400m・9レーンで積極レースの畠山このみがV 「日本一を達成できてすごくうれしい」/福岡IH

24年インターハイ女子400mで優勝した畠山このみ

◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)1日目

福岡インターハイの1日目が行われ、女子400mは畠山このみ(立命館慶祥3北海道)が54秒89で優勝した。

大外の9レーンからの積極性が光った。「普段はあまり走ることがないレーン。カーブが緩い分、スピードが出せました」と序盤から先行。53秒台を持つ齋藤朱里(北摂三田3兵庫)と終盤で競り合い、「チラチラ見えました」と言うものの、54秒89で0.06秒先着した。

昨年のインターハイは本職の400mハードルで準決勝敗退。鹿児島国体では少年A300mハードルで2位だったこともあり、「ずっと目標にしてきた日本一を達成できてすごくうれしいです」。ゴール後は充実感のある笑みを浮かべた。

釧路・鳥取西中時代は走幅跳が専門で、高1では七種競技に取り組んでいた。しかし、日裏徹也先生にハードルの可能性を見出され、400mハードルに転向。今年6月のU20日本選手権で58秒70をマークするまで成長した。

1日3本のレースで本職の400mハードルへの疲労も残るが、大会前の自己記録を0.58秒更新した。「400でも戦えるという自信がつきました。この結果を生かしたいです。絶対に負けたくないです」と闘志をみなぎらせた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)1日目 福岡インターハイの1日目が行われ、女子400mは畠山このみ(立命館慶祥3北海道)が54秒89で優勝した。 大外の9レーンからの積極性が光った。「普段はあまり走ることがないレーン。カーブが緩い分、スピードが出せました」と序盤から先行。53秒台を持つ齋藤朱里(北摂三田3兵庫)と終盤で競り合い、「チラチラ見えました」と言うものの、54秒89で0.06秒先着した。 昨年のインターハイは本職の400mハードルで準決勝敗退。鹿児島国体では少年A300mハードルで2位だったこともあり、「ずっと目標にしてきた日本一を達成できてすごくうれしいです」。ゴール後は充実感のある笑みを浮かべた。 釧路・鳥取西中時代は走幅跳が専門で、高1では七種競技に取り組んでいた。しかし、日裏徹也先生にハードルの可能性を見出され、400mハードルに転向。今年6月のU20日本選手権で58秒70をマークするまで成長した。 1日3本のレースで本職の400mハードルへの疲労も残るが、大会前の自己記録を0.58秒更新した。「400でも戦えるという自信がつきました。この結果を生かしたいです。絶対に負けたくないです」と闘志をみなぎらせた。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報