HOME 国内

2024.06.30

男子100m王者は坂井隆一郎!東田旺洋、栁田大輝の追い上げかわし10秒13で12年ぶりの「連覇」達成/日本選手権
男子100m王者は坂井隆一郎!東田旺洋、栁田大輝の追い上げかわし10秒13で12年ぶりの「連覇」達成/日本選手権

日本選手権男子100mで2連覇を飾った坂井隆一郎

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目

パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒13(-0.2)で2連覇を飾った。この種目の連覇は、2009年~12年に4連覇した江里口匡史以来12年ぶりの快挙となった。

スタートから得意の加速でレースの主導権を握ると、終盤に東田旺洋(関彰商事)、栁田大輝(東洋大)が猛然と追い上げる。それをわずかにかわして逃げ切った。

ワールドランキングでのターゲットナンバー入りはまだ予断を許さない状況で、初の五輪はまだ不確定。それでも、持ち味のスタート、大接戦を勝ち切る勝負強さが光った。

2位は10秒14で東田が入り、3位は同タイム着差ありで栁田。4位は10秒25でデーデー・ブルーノ(セイコー)、5位は0.01秒差で桐生祥秀(日本生命)だった。

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目が行われ、坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒13(-0.2)で2連覇を飾った。この種目の連覇は、2009年~12年に4連覇した江里口匡史以来12年ぶりの快挙となった。 スタートから得意の加速でレースの主導権を握ると、終盤に東田旺洋(関彰商事)、栁田大輝(東洋大)が猛然と追い上げる。それをわずかにかわして逃げ切った。 ワールドランキングでのターゲットナンバー入りはまだ予断を許さない状況で、初の五輪はまだ不確定。それでも、持ち味のスタート、大接戦を勝ち切る勝負強さが光った。 2位は10秒14で東田が入り、3位は同タイム着差ありで栁田。4位は10秒25でデーデー・ブルーノ(セイコー)、5位は0.01秒差で桐生祥秀(日本生命)だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

2025.03.29

齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]

NEWS 久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

2025.03.29

久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

奈良市サーキットが3月29日、奈良市の鴻ノ池陸上競技場で行われ、女子1000mで800m日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)が2分40秒23をマークした。 この記録は日本歴代4位で、U20とU18 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top