HOME 海外

2024.06.10

十種競技ノイゲバウアーが8961点の世界歴代6位!女子4×400mRはアーカンソー大が3分17秒96/全米学生選手権
十種競技ノイゲバウアーが8961点の世界歴代6位!女子4×400mRはアーカンソー大が3分17秒96/全米学生選手権

23年世界選手権十種競技5位のノイゲバウアー

6月5日から8日まで、米国・オレゴン州ユージンで全米学生選手権が行われ、男子十種競技ではL.ノイゲバウアー(テキサス大/ドイツ)が世界歴代6位、今季世界最高のの8961点で優勝した。

ブダペスト世界選手権5位のノイゲバウアーは、円盤投57m70と十種競技における最高記録をマークしたのをはじめ、砲丸投が17m46と自己新、棒高跳も5m21の自己タイと各種目で高得点を獲得。昨年のこの大会で自身が出したドイツ記録、全米学生記録も塗り替えた。

女子5000mはP.バルビー(フロリダ大/米国)が14分52秒18で自らの全米学生記録を更新して優勝。10000mも大会新の31分46秒09で勝ち2冠を獲得している。女子3000m障害でもD.レンゴレ(アラバマ大/ケニア)が9分15秒24の全米学生新で優勝した。

女子400mはN.プライス(アーカンソー大/ジャマイカ)が48秒89と、世界歴代12位タイで快勝したほか、上位4位までをアーカンソー大の選手が独占。さらに、400mから80分後に行われた4×400mリレーではその4人を起用して3分17秒96をマーク。全米学生記録を3秒96も塗り替えたにとどまらず、単独チーム初の3分20秒切り、各国の代表記録を集めた歴代パフォーマンスでは10位にランクインする大記録となった。

このほか、女子200mではM.ロング(ミシシッピ大/米国)が21秒83(+1.0)で自己新V。100mも10秒82(+2.2)で制している。予選は10秒91(±0)で公認での自己ベストだった。

男子では400mハードルでC.ディーン(テキサス工科大/米国)が47秒23と世界歴代11位の快記録で優勝。100mではL.ヒンチリフ(ヒューストン大/英国)が自身初の公認9秒台となる9秒95(+0.2)の自己新で制覇した。

対抗の部の男子はフロリダ大が3年連続7回目、女子はアーカンソー大が5年ぶり3回目の優勝を果たしている。

また、男子800mに出場した石井優吉(ペンシルベニア州立大)は予選で1分49秒07の総合18位だった。

6月5日から8日まで、米国・オレゴン州ユージンで全米学生選手権が行われ、男子十種競技ではL.ノイゲバウアー(テキサス大/ドイツ)が世界歴代6位、今季世界最高のの8961点で優勝した。 ブダペスト世界選手権5位のノイゲバウアーは、円盤投57m70と十種競技における最高記録をマークしたのをはじめ、砲丸投が17m46と自己新、棒高跳も5m21の自己タイと各種目で高得点を獲得。昨年のこの大会で自身が出したドイツ記録、全米学生記録も塗り替えた。 女子5000mはP.バルビー(フロリダ大/米国)が14分52秒18で自らの全米学生記録を更新して優勝。10000mも大会新の31分46秒09で勝ち2冠を獲得している。女子3000m障害でもD.レンゴレ(アラバマ大/ケニア)が9分15秒24の全米学生新で優勝した。 女子400mはN.プライス(アーカンソー大/ジャマイカ)が48秒89と、世界歴代12位タイで快勝したほか、上位4位までをアーカンソー大の選手が独占。さらに、400mから80分後に行われた4×400mリレーではその4人を起用して3分17秒96をマーク。全米学生記録を3秒96も塗り替えたにとどまらず、単独チーム初の3分20秒切り、各国の代表記録を集めた歴代パフォーマンスでは10位にランクインする大記録となった。 このほか、女子200mではM.ロング(ミシシッピ大/米国)が21秒83(+1.0)で自己新V。100mも10秒82(+2.2)で制している。予選は10秒91(±0)で公認での自己ベストだった。 男子では400mハードルでC.ディーン(テキサス工科大/米国)が47秒23と世界歴代11位の快記録で優勝。100mではL.ヒンチリフ(ヒューストン大/英国)が自身初の公認9秒台となる9秒95(+0.2)の自己新で制覇した。 対抗の部の男子はフロリダ大が3年連続7回目、女子はアーカンソー大が5年ぶり3回目の優勝を果たしている。 また、男子800mに出場した石井優吉(ペンシルベニア州立大)は予選で1分49秒07の総合18位だった。

【動画】十種競技ノイゲバウアーのパフォーマンスをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.07

順大・澤木啓祐氏が名誉総監督を退任 本人の申し出を受け

9月6日、順天堂大学スポーツ健康科学部はホームページに「順天堂大学陸上競技部に関する報道について」と題したリリースを公開。同大学陸上部名誉総監督の澤木啓祐氏が退任することが発表された。 この件は、一部報道で同大学陸上部指 […]

NEWS ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

2024.09.06

ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

9月6日、ヤマダホールディングスは10月20日に開催予定の第10回全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝予選会(プリンセス駅伝)を欠場することを発表した。 チームは11月の全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝(クイーンズ駅伝)での上位入賞を目標に […]

NEWS チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

2024.09.06

チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

9月5日、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のヴェルトクラッセ・チューリッヒがスイス・チューリヒで開催され、女子5000mでは、パリ五輪金メダルのB.チェベト(ケニア)が今季世界最高、パフォーマンス世界歴代7位の14分0 […]

NEWS 田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

2024.09.06

田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世 […]

NEWS 女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

2024.09.05

女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

ウガンダのオリンピック委員会(UOC)は9月4日、パリ五輪女子マラソン代表のレベッカ・チェプテゲイが死去したことを発表した。 チェプテゲイは9月2日、トレーニング先のケニアにおいて交際相手の男と口論となった末に、男からガ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年9月号 (8月9日発売)

2024年9月号 (8月9日発売)

速報 パリ五輪
大盛況 福岡IH
久保凛 日本新特集!

page top