HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.05.14

東農大が男子長距離ブロックの青雲寮を新設 来年1月に木造3階建ての寮が完成予定
東農大が男子長距離ブロックの青雲寮を新設 来年1月に木造3階建ての寮が完成予定

25年に竣工予定の東農大青雲寮

学校法人東京農業大学は5月13日に学生寮「青雲寮」の地鎮祭を行ったことを発表した。

東農大陸上部の男子長距離ブロックがこれまで長く利用してきた青雲寮は、老朽化のため数年前から使用ができず、部員は別の寮で生活を送っていた。

新しく建築される寮は、大学が所有する奥多摩演習林の国産材を活用した木造3階建ての準耐火構造となっており、52人が生活できる。寮の特長として、学生の心身の健康を支える、木を活かした空間とし、木がもつ心理的ストレスの緩和効果や調湿・抗菌作用は空間の快適性を高め、心身の健康に好影響を与えるという。

また、CO2排出量の少ない部材を使用することで、炭素を固定する木造建築で脱炭素化に貢献する試みも行う。

竣工は25年1月で、2月から部員の入居が始まる予定。

東農大は1919年に独立した部として陸上部が創部。21年には第2回箱根駅伝に出場を果たした。箱根駅伝では過去70回を誇り、過去最高は2位。OBにはパリ五輪マラソン代表の小山直城(Honda)がいる。昨年度は10年ぶりに箱根駅伝に復帰。5月の日本選手権10000mでは前田和摩(2年)が日本歴代5位となる27分21秒52で3位に入賞している。

広告の下にコンテンツが続きます
学校法人東京農業大学は5月13日に学生寮「青雲寮」の地鎮祭を行ったことを発表した。 東農大陸上部の男子長距離ブロックがこれまで長く利用してきた青雲寮は、老朽化のため数年前から使用ができず、部員は別の寮で生活を送っていた。 新しく建築される寮は、大学が所有する奥多摩演習林の国産材を活用した木造3階建ての準耐火構造となっており、52人が生活できる。寮の特長として、学生の心身の健康を支える、木を活かした空間とし、木がもつ心理的ストレスの緩和効果や調湿・抗菌作用は空間の快適性を高め、心身の健康に好影響を与えるという。 また、CO2排出量の少ない部材を使用することで、炭素を固定する木造建築で脱炭素化に貢献する試みも行う。 竣工は25年1月で、2月から部員の入居が始まる予定。 東農大は1919年に独立した部として陸上部が創部。21年には第2回箱根駅伝に出場を果たした。箱根駅伝では過去70回を誇り、過去最高は2位。OBにはパリ五輪マラソン代表の小山直城(Honda)がいる。昨年度は10年ぶりに箱根駅伝に復帰。5月の日本選手権10000mでは前田和摩(2年)が日本歴代5位となる27分21秒52で3位に入賞している。

【動画】寮で使われる木材を伐採する際に行われた「木霊鎮め」の様子

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top