◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目
関東インカレの2日目に男子2部1500mが行われ、青木龍翔(立教大)が3分52秒93をマークして優勝した。
大牟田高(福岡)3年だった2年前のインターハイで800m2位、1500m3位だった青木。「高校では優勝することができなかったので、しっかり優勝することができたのは成長できた点です」と喜びを表わした。男子2部では立教大勢として3年前のミラー千本真章以来の同種目Vとなる。
ハイペース、スローペースの「どちらも予想して対応できるようにプランを考えていました」と青木。連覇を狙った青学大の宇田川瞬矢が一度は前に出たが「200mで前に出て、100mでもう一度スパートを出そうと思っていました。そのとおりに走れました」と振り返る。
今年から髙林祐介監督が就任。もともと1500mでも得意としているだけに、「雰囲気も良くて、いろいろ相談しながら、取り組んでいます」。金栗記念が終わってからは課題だったスタミナ面を強化し、「走る量も増えたことで2本走れるスタミナがこの結果に結びついたと思います」と話す。
高校時代には県高校駅伝で脱水症状になるなど悔しさも味わってきた青木。全国高校駅伝を逃しているだけに「それもあるので夏以降はしっかりスタミナをつけていきたい」と強い決意をにじませる。
母・早穂子さんも元400mハードルの選手で日本選手権や国体などで優勝。姉2人もハードルをし、穂花(現・ゼンリン)は青学大時代に関東インカレ400mハードルを制している“陸上一家”だ。
1500mももちろんトラックでは主戦場としていくつもりで、「学生のうちに3分30秒の前半を考えながら取り組んでいきたいです」と目標を語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.01
クイーンズ駅伝Vの日本郵政Gに名城大主将の谷本七星、小暮真緒が加入
2025.04.01
NDソフトに中大の東海林宏一が加入!「目標はニューイヤー駅伝1区区間賞」
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.01
クイーンズ駅伝Vの日本郵政Gに名城大主将の谷本七星、小暮真緒が加入
JP日本郵政グループは4月1日付で谷本七星と小暮真緒の加入を発表した。 谷本は広島県出身。国泰寺中時代に1500mで全中に出場するなど活躍し、舟入高では1年時には4×400mリレーでインターハイに出場した。3年時の全国高 […]
2025.04.01
NDソフトに中大の東海林宏一が加入!「目標はニューイヤー駅伝1区区間賞」
4月1日、NDソフトは自社のSNSで、中大の東海林宏一が加入したことを発表した。 東海林は山形県出身。山形南高時代には県高校駅伝1区区間賞や、5000mで自己記録となる14分01秒97などをマーク。中大入学後は怪我の影響 […]
2025.04.01
東洋大長距離部門新主将に網本佳悟! 新スローガンも決定 「その1秒をけずりだす走りを体現します」
東洋大男子長距離部門はチームの公式HPで、2025年度の学生スタッフ6人とスローガンを発表した。 自身初となる箱根駅伝で8区2位と好走し、チームの20年連続となるシード権獲得に貢献した網本佳悟(4年)が新主将に就いた。長 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報