◇第104回日本選手権(10月1日~3日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目
注目の男子110mハードルの予選、準決勝が行われ、日本記録保持者の高山峻野(ゼンリン)と歴代2位の金井大旺(ミズノ)が順当に決勝に進出した。
13秒25の日本記録を持つ高山は予選13秒61(-0.2)、準決勝はさらにタイムを短縮し13.39(+0.8)をマーク。「予選と準決勝を走って身体がなれてきたので、良い感覚が出てきた」と言い、準決勝は「前半かなり良い走りができた」と言うものの、「泉谷(駿介)君が見えて崩れてしまった」と悔やむ。決勝に向け、「金井君がスタートで出ると思うので、惑わさなければ良いタイムが出ると思います」と翌日の決勝を見据えていた。
今季13秒27の自己記録を出している金井は予選13秒58(+0.1)、準決勝は「予選と同じ感覚で走ったら2台目でさばき切れなかった」というほど身体が動き、タイムは13秒40(+0.4)。全日本実業団の決勝棄権は「ケガ予防のためなので問題ない」。今年の最大目標である日本選手権に「そのためにがんばってきた」と強い気持ちを示した。
ケガも日本インカレを欠場した泉谷は準決勝で13秒45のシーズンベストで高山に続き2着通過。「痛みが出たらやめますが、今は痛みもないです」と明るい表情を見せた。
決勝は10月3日17:20にスタートする。
■男子110mハードルスタートリスト
2 石川 周平 富士通
3 横地 大雅 法大
4 増野 元太 メイスンワーク
5 泉谷 駿介 順大
6 金井 大旺 ミズノ
7 高山 峻野 ゼンリン
8 野本 周成 愛媛陸協
9 石田トーマス東 勝浦ゴルフ倶楽部
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.11.22
-
2024.11.22
-
2024.11.22
-
2024.11.21
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
エディオンディスタンスチャレンジ女子10000mに廣中璃梨佳、安藤友香、不破聖衣来らがエントリー 5000mには樺沢和佳奈、小海遥、山本有真らが出場予定
⽇本実業団陸上競技連合は11月22日、日本グランプリシリーズ第16戦の「エディオンディスタンスチャレンジin⼤阪2024」(12月7日)のエントリー選手を発表した。同大会は世界陸連コンチネンタルツアーのチャレンジャー大会 […]
2024.11.22
ヤマダホールディングス 2月就任の横山景監督が退任 プリンセス駅伝は複数選手のコンディション不良で出場断念
ヤマダホールディングスは、女子中長距離ブロックを指導していた横山景監督が11月1日付で退任したことを、ホームページで明らかにした。 50歳の横山監督は東海大時代に箱根駅伝に3回出場。卒業後は雪印や富士通で競技を続け、19 […]
2024.11.22
とくしまマラソン大会ゲストに東京五輪代表の相澤晃「楽しく走らせていただけること楽しみ」設楽兄弟らも参加
とくしまマラソン実行委員会は11月21日、来年3月のとくしまマラソン2025の大会ゲストを発表した。 男子10000m前日本記録保持者で同東京五輪代表の相澤晃(旭化成)が参加。「この度、とくしまマラソンに初めて参加させて […]
2024.11.22
3000m障害・三浦龍司インタビュー「雰囲気をガラリと変えられるような選手になりたい」東京世界陸上のメダル争いに求められるものとは
男子3000m障害日本記録保持者で、今夏のパリ五輪8位入賞の三浦龍司(SUBARU)がインタビューに応じ、今シーズンを振り返った。 パリでは自己4番目となる8分11秒72をマークして8位入賞。前回の東京(7位)に続く2大 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会