HOME 国内、大学

2024.04.21

國學院大・平林清澄が自己新1時間1分23秒で5位!青学大・太田蒼生は公認初ハーフで1時間2分30秒 上海ハーフで学生2人が力走!
國學院大・平林清澄が自己新1時間1分23秒で5位!青学大・太田蒼生は公認初ハーフで1時間2分30秒 上海ハーフで学生2人が力走!

大阪マラソン2024で初マラソン初優勝を飾った平林清澄(國學院大)

上海ハーフマラソンが4月21日、中国の当地で行われた。今季の学生長距離界を牽引する2人が国際レースに挑み、平林清澄(國學院大)が1時間1分23秒の自己新で5位、太田蒼生(青学大)が1時間2分30秒で8位に入った。

2月の大阪マラソンを日本歴代7位、初マラソン日本最高、学生新となる2時間6分18秒で制した平林は、それ以来のレースで改めてその力を示した。

序盤は同じ4年生の太田とともに先頭を引っ張る積極的な走りを見せ、13km付近まではアフリカ勢中心の先頭集団に食らいつく。そこから引き離されてからも粘り、1年生優勝を飾った22年3月の日本学生ハーフで出した自己ベスト(1時間1分50秒)を27秒更新した。

大阪での活躍で、日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ シリーズⅢの新人賞を受賞。「箱根駅伝を走る学生でもマラソンも走れることを証明できたと思います」と語っていたが、海外でも結果を残し、その勢いはさらに加速しそうだ。

太田は、2年ぶり総合優勝を飾った第100回箱根駅伝以来のレース復帰。3区で日本人初の1時間切り(59分47秒)を果たしてチームをトップに引き上げ、優勝への道筋を作った。

その激走の反動などから、出場を目指した2月の別府大分、3月の大阪のマラソン2レースは回避。4月6日の絆記録挑戦会10000mで5000mまでペースメーカーを務めたのをステップに、今大会に臨んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

箱根駅伝では経験のある距離ではあるが、ハーフマラソンの公認レースは初挑戦のため、これが自己ベストとなる。非公認レースでは宮古サーモン・ハーフに21年、22年と2度出場。1時間2分27秒、1時間3分05秒で2連勝している。

平林、太田はともに4年生。これからのライバル対決にますます注目だ。

上海ハーフマラソンが4月21日、中国の当地で行われた。今季の学生長距離界を牽引する2人が国際レースに挑み、平林清澄(國學院大)が1時間1分23秒の自己新で5位、太田蒼生(青学大)が1時間2分30秒で8位に入った。 2月の大阪マラソンを日本歴代7位、初マラソン日本最高、学生新となる2時間6分18秒で制した平林は、それ以来のレースで改めてその力を示した。 序盤は同じ4年生の太田とともに先頭を引っ張る積極的な走りを見せ、13km付近まではアフリカ勢中心の先頭集団に食らいつく。そこから引き離されてからも粘り、1年生優勝を飾った22年3月の日本学生ハーフで出した自己ベスト(1時間1分50秒)を27秒更新した。 大阪での活躍で、日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ シリーズⅢの新人賞を受賞。「箱根駅伝を走る学生でもマラソンも走れることを証明できたと思います」と語っていたが、海外でも結果を残し、その勢いはさらに加速しそうだ。 太田は、2年ぶり総合優勝を飾った第100回箱根駅伝以来のレース復帰。3区で日本人初の1時間切り(59分47秒)を果たしてチームをトップに引き上げ、優勝への道筋を作った。 その激走の反動などから、出場を目指した2月の別府大分、3月の大阪のマラソン2レースは回避。4月6日の絆記録挑戦会10000mで5000mまでペースメーカーを務めたのをステップに、今大会に臨んだ。 箱根駅伝では経験のある距離ではあるが、ハーフマラソンの公認レースは初挑戦のため、これが自己ベストとなる。非公認レースでは宮古サーモン・ハーフに21年、22年と2度出場。1時間2分27秒、1時間3分05秒で2連勝している。 平林、太田はともに4年生。これからのライバル対決にますます注目だ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.19

中国・韓麒庚が男子砲丸投、円盤投2冠 女子100mも中国の張倩が11秒80でV/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、男子円盤投(1.5kg)を63m33で制した韓麒庚(中国)が、砲丸投(5kg)も20m23の大会新で投てき2冠に輝いた。 韓は江 […]

NEWS 男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

2025.04.19

男子100m清水空跳、男子110mH髙城昊紀、女子400m今峰紗希が金! 大森恵偉音は走幅跳で7m72w/U18アジア選手権

4月15日から18日の4日間、サウジアラビア・ダンマームで第6回U18アジア選手権が行われ、日本勢は男子100mの清水空跳(星稜高2石川)、男子110mハードルの髙城昊紀(宮崎西高2)、女子400mの今峰紗希(済美高3岐 […]

NEWS 編集部コラム「20年とカツ丼」

2025.04.18

編集部コラム「20年とカツ丼」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS アディダス アディゼロから「ADIZERO BOSTON 13」が新登場!5月1日より数量限定で発売!

2025.04.18

アディダス アディゼロから「ADIZERO BOSTON 13」が新登場!5月1日より数量限定で発売!

アディダス ジャパンは4月18日、ランニングシリーズ「アディゼロ」より「ADIZERO BOSTON 13(アディゼロ ボストン 13)」を5月1日に限定カラーモデル「ADIZERO BOSTON 13 EQT」を数量限 […]

NEWS 円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」

2025.04.18

円盤投・湯上剛輝が62m52のビッグスロー!7年ぶりの自己新「まだチャンスはある」

男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が4月17日に米国で行われたオクラホマ・スロー・シリーズに出場し、日本歴代2位タイとなる62m52を投げた。 湯上は1投目ファウルのあと、55m71、57m70と序盤は苦戦したが、4投 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top