記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます!
【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み
●駒大
総合2位(往路2位、復路2位) 10時間48分00秒
監督:藤田敦史
1区 篠原倖太朗(3年) 区間1位
(1)悔しいです。集団から抜け出して外国人選手と走っている時、ペースの上がり下がりの対応が大変でした。
(2)正直めちゃくちゃビビってました。
(3)「芽吹に楽させてあげるぞ」実際に今回の箱根は4年生のために走ると決めていたので、特にお世話になった芽吹さんへ恩返しするためにも、この掛け声でもより気が引き締まりました。
(4)やり返します。
2区 鈴木芽吹(4年) 区間2位
(1)調子は良かったのですが、チームとしても個人としても目標には届かず悔しい結果となりました。ラスト3kmがきつかったです。そこまでにいかに余裕を持てるかを意識していました。
(2)1日の夜に田澤さんが寮の部屋に来てくれたこと
(3)「4年間やってきたことを全て出そう」と言われました。その言葉で最後までしっかり出し切ろうと思いました。
(4)今回の悔しさを忘れずに、強い駒澤を継承してください。
3区 佐藤圭汰(2年) 区間2位
(1)自分のところで逆転されてしまい、そこから流れが悪くなってしまったので本当に悔しいです。湘南大橋がきつかったので、上りをしっかり頑張るのがポイントです。
(2)なぜかわからないが全然寝られなかった。
(3)「お前がこの一年磨いてきたスピードを見せつけるぞ」よし頑張るぞと思えたから
(4)来年はこの借りを返すために絶対に区間賞を取って優勝します。
4区 山川拓馬(2年) 区間6位
(1)上りが多いかと思ったら意外と下りが多い気がしました。自分が不甲斐ない走りをしてしまいチームのために走ることができなかったです。とても悔しい気持ちでいっぱいです。
(2)12月から走り始めて上がってきていたはずでしたが、やはり練習が出てしまうなと感じました。
(3)「少しでも次の区間の人を楽にさせるぞ」やはり自分の区間が大事だと感じていたので、必然的に一番覚えています。
(4)来年は絶対に負けなしで突っ走ります。
5区 金子伊吹(4年) 区間3位
(1)宮ノ下からの上りがきつくて、ピッチを落とさないことと、気持ちを切らさずに走りました。2年連続3冠を目標にしていて達成できなかったので非常に悔しく思います。個人としで先頭と差を広げられてしまいチームに迷惑をかけてしまう走りをしてしまいました。
(2)――
(3)「あきらめちゃダメ!」この言葉でキツくて心が折れそうになっても自分の力を出し切れたから。
(4)今年の悔しさを忘れずにチーム一つにして頑張ってください!来年度からは企業で競技を続けるので世界を目指せる選手ならなれるよう頑張ります。
6区 帰山侑大(2年) 区間12位
(1)上りがきつかったです。リラックスして走ることだけが攻略法でした。自分の走りができずに、チームの足を引っ張る結果となってしまい申し訳なく思っています。この悔しさを忘れず、来年リベンジしたいと思っています。
(2)ゴール後、大手町で伊藤を見た時に申し訳なさで泣き崩れました。伊藤の分もいい走りをしてあげたかったです。 (3)「あきらめないぞ」です。自分のタイムが悪いのは分かっていましたが、監督の諦めない姿勢が伝わり、もうひと頑張りすることができました。
(4)必ずリベンジしたいと思います。
7区 安原太陽(4年) 区間4位
(1)後半の小刻みなアップダウンがきつかったです。個人としてもチームとしても悔しい結果となってしまいましたが、やり残したことはないです。
(2)前日はパスタ
(3)「最後!最後!4年間の集大成!最後!」
(4)僕ら4年生にはこの悔しさを晴らすことはもうできません。この悔しさを後輩達に託して、駒澤大学を去っていきます。箱根で真っ向勝負をして勝つのは必ず「駒澤大学」です。全力で応援しています‼︎
8区 赤星雄斗(4年) 区間4位
(1)遊行寺の坂がきつかったです。前半は飛ばしつつも遊行寺に向けて余裕を持って走るのがポイントだと思いました。自身の走りとしては、最後の箱根駅伝で追う立場になりましたが、思うような走りができませんでした。区間としても良くなかったので悔しさの残る走りとなりました。チームとしても2年連続3冠が懸かっていた中で負けたのはとても悔しい思いをしました。
(2)聞き間違いかもしれないが、レース前の電話で初めて大八木総監督に“あかぼし”ではなく、“あかほし”と呼んでくださった。
(3)「4年生の意地見せるぞ」最後の箱根なんだという寂しさ、こんなに幸せな場所で2回も走れたといううれしさをその言葉で実感したから。
(4)2年連続3冠は達成できず、箱根駅伝の借りはもう返せないので、強い後輩たちが借りを返してくれると思います。来年は大手町で喜んでいる姿を見せてほしいと思います。
9区 花尾恭輔(4年) 区間5位
(1)最初からずっときつかったけれど、たくさんの方が沿道から応援してくださってとても幸せな23.1kmでした。チームとしては望んでいた結果ではなかったが、全員が全力を尽くしたと思います。個人としては、今出せるものは出せたかなと思いますが、悔しかったです。
(2)横浜駅での給水を後輩の宮川にお願いしてそこの部分がテレビに映って喋りすぎって言われてたけれど、今までありがとうってことしか喋ってないです!
(3)「1秒でも前に」これしか覚えてない
(4)今年の悔しさを来年度の駅伝で晴らしてほしい。
10区 庭瀬俊輝(3年) 区間4位
(1)ビル街に入って風が吹いてきてきつかったです。個人としてもチームとしても納得のいく結果ではなかったです。
(2)酸素カプセルの電源を切られた
(3)「芽吹との練習を思い出せ」
(4)このチームは本当に最高のチームでした。今年はそれを超えるチームを作ります。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.11.23
-
2024.11.23
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.23
パリ五輪マラソン6位の第一生命グループ・鈴木優花 1区登録に「殻を破りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 今夏のパリ五輪マラソンで6位入賞を果たした第一生命グループ・鈴木優花は、「マラソ […]
2024.11.23
約1年ぶり復帰のJP日本郵政グループ・廣中璃梨佳「感謝の気持ちを胸に走りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 前回2位のJP日本郵政グループからは廣中璃梨佳が登壇。廣中は昨年12月の日本選手 […]
2024.11.23
クイーンズ駅伝の区間オーダー発表!5区で積水化学・新谷仁美、日本郵政・鈴木亜由子、資生堂・一山麻緒が対決! 第一生命・鈴木優花は1区に
第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024/11月24日)の前日となる11月23日、区間エントリーが行われ、出場する24チームのオーダーが発表された。 前回2年ぶりの優勝を飾った積水化学は、3区(1 […]
2024.11.23
強豪が激突!明日は東海と近畿で開催 年末の都大路出場校がすべて決まる/地区高校駅伝
全国高校駅伝(12月22日/京都)の出場権を懸けた地区高校駅伝は明日11月24日、東海と近畿で行われる。今年の地区高校駅伝はこの2大会をもってすべて終了し、全国大会に出場する男女計116チームがすべて決まることになる。 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会