UNIVAS(大学スポーツ協会)は3月11日、『UNIVAS AWARDS 2023-24』の受賞者を発表した。
UNIVAS AWARDSは、「競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ、当協会の理念の体現に貢献した学生アスリートやスポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化につなげることを目的」とし、加盟大学・加盟競技団体から表彰される。
陸上界からは、新入生として他の規範となる活動を行った学生を表彰する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」部門において、女子短距離の藏重みう(甲南大)が最優秀賞を受賞した。藏重は昨年、7月のアジア選手権の女子4×100mリレーの1走として日本の銀メダル獲得に貢献。9月の日本インカレでは100mに11秒76で優勝を果たし、4×100mリレーでもチームを初優勝に導くなど、さまざまな活躍を見せた。陸上界の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」は2021-2022のアツオビン・ジェイソン(福岡大)以来2人目となる。
このほか、スポーツマンシップ溢れるプレーや振る舞いを行った学生を表彰する「スポーツマンシップ・オブ・ザ・イヤー」部門では
吉川稜基(環太平洋大)が最優秀選手に選出。 運動部活の人材育成支援における先進的な取組みを表彰する「マイナビ賞」の最優秀団体に、女子駅伝部や硬式野球部などが強化指定クラブとして取り組んでいる羽衣国際大が選ばれている。
また、「マン・オブ・ザ・イヤー」、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」部門では茅野智裕(鹿児島大)、菖蒲敦司 (早大)、田中廉治郎(新潟医療福祉大)、木村玲奈(新潟医療福祉大)の4人が優秀賞として表彰された。
UNIVASはNCAA(全米大学体育協会)を手本に2019年3月に設立された団体で、「大学スポーツの振興」と「大学スポーツ参画人口の拡大」を組織理念に活動。200を越える大学・短大が参加している。
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