HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.02.28

【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~国士大~山本雷我「主将の走りができた」生駒直幸「チームを統率していく」
【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~国士大~山本雷我「主将の走りができた」生駒直幸「チームを統率していく」

タスキをつなぐ国士大の4区・西田と5区・山本

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます!

【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み

●国士大
総合12位(往路11位、復路15位) 11時間01分52秒
監督:小川博之

1区 山本龍神(4年) 区間22位
(1)ハイペースで進み後半がすごくきつかったです。自分の走りはダメダメで、他のみんなが頑張ってくれてシード権争いができました。
(2)――
(3)「最後だろ、意地見せろ!」
(4)シード権争いをして取りきれなかった悔しさを経験したので、それを無駄にすることなく来年シード権を取るために頑張ってほしいです。

2区 ピーター・カマウ(3年) 区間17位
(1)楽しかった。ハードコースでトレーニングすることで完璧なパフォーマンスができるようになりました。
(2)私は毎日納豆を1パック食べているからこそ素晴らしい結果が得られています。
(3)「アンガス・ハ・ミコノ」意味は、腕をリラックスしてください
(4)頑張ります。

3区 生駒直幸(2年) 区間12位
(1)海岸線沿いに出てからの直線がきつくて、一緒に走る人がいたから良かったですが、1人だったらもっとペースが落ちていたと思います。自分たちのチームは持ちタイムがなく、自信がない人が多かったです。その中でも監督は良い練習ができてるから戦えるとずっと言ってくださっていました。それを体現する走りをほとんどの人ができたと感じます。ウチのチームはもっと強くなれると感じました。
(2)兄が沿道で応援してくれていたこと
(3)「終わったら乃木坂46のライブが待ってる」遠慮なく行かせていただきます、と気合が入って自分の走りができました。
(4)来年はシード権を取りたいじゃなくて、取るという覚悟に変わりました。次は3年生になりますが、チームを統率して引き上げていきたいです。

広告の下にコンテンツが続きます

4区 西田大智(3年) 区間10位
(1)15km以降は平地と上りになるため、前半の10kmでどれだけ稼げるかを考えて走りました。個人・チームともに周りから期待はあまりされていないかった中で、少しは見返すことができたのかなと思います。
(2)自分の付き添いの選手が当日になって替わった。
(3)「来年キャプテンなんだからここしっかり走るぞ」きつくなったところで責任感を感じて頑張らなきゃと思えました。
(4)来年度は今年以上の結果を求められてくる中で、もうワンランク上のシード権獲得を目標にやっていきたいです。

5区 山本雷我(4年) 区間7位
(1)最初から最後まできついので気合がポイントです。久しぶりに駅伝ができました。また、主将の走りができたと思います。
(2)寒すぎて意識が飛びかけてて覚えていないですが、レースのあと往路の選手が泣きながらありがとう、感動したといってくれました。
(3)「1年間ケガで苦しんだぶん主将の意地見せるよ」
(4)自分が主将をしたチームを超えてほしい。

6区 勝部愛大(2年) 区間18位
(1)箱根湯本からのラスト3kmがきつかったので、気持ちで出し切ることがポイントでした。ただ、個人としては力不足。シード権が狙える位置で走れたこと、自分より強い相手しかいない中で自信を持ってスタートラインに立てたことは次につながると思います。
(2)――
(3)「気持ち見せてみろ」ラストのきついところでその言葉をかけられ、あきらめずに最後まで走ることができたから。
(4)シード権獲得

7区 瀬川翔誠(2年) 区間11位
(1)全部きついので攻略法があるなら逆に教えてほしいです。ただ、他の選手と競い合い、良い流れで走ることができました。
(2)緊張し過ぎて朝食をほとんど食べることができていなかった。
(3)「リラックスしていこう。腕を一回ダラっと落として」高揚した気持ちを落ち着かせて、冷静に走ることができました。
(4)過度なツーブロックはしません。

8区 生田目惇(3年) 区間13位
(1)個人、チームともにまだまだ力が足りなかったです。遊行寺の坂がきつく、上れる筋力と気合が必要だと感じました。
(2)前日シフォンケーキ食べた
(3)「お前のあこがれた舞台だ」 序盤で耳に入ってきました。
(4)また8区を走ってリベンジしたいです。

9区 川勝悠雅(2年) 区間13位
(1)少しは戦えました。5kmを過ぎてからの上りがきつかったです。
(2)だいぶ体重が重かった。
(3)「おいしい物食べれるぞ!」
(4)シード権を取る。

10区 鈴木伸弥(3年) 区間15位
(1)ビル街に入ってからの風がきつかったです。一気にペースが下がるから前半は落ち着いて入るのがポイント。状態が万全ではない中では最低限の走りができました。チームとしてシード権狙える位置でみんながつないできてくれたところでシード権内に持っていかなかったことは悔しいです。
(2)走り終わってから頭痛い、お腹痛い、足痛い、身体だるいの負の連鎖
(3)「頼むぞ!」
(4)来年は確実にシード権を獲得します。

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます! 【アンケート項目】 (1)大会を終えての感想、コースの攻略法など (2)今だから話せる裏話 (3)監督車からの声掛けで心の残ったもの (4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み ●国士大 総合12位(往路11位、復路15位) 11時間01分52秒 監督:小川博之 1区 山本龍神(4年) 区間22位 (1)ハイペースで進み後半がすごくきつかったです。自分の走りはダメダメで、他のみんなが頑張ってくれてシード権争いができました。 (2)―― (3)「最後だろ、意地見せろ!」 (4)シード権争いをして取りきれなかった悔しさを経験したので、それを無駄にすることなく来年シード権を取るために頑張ってほしいです。 2区 ピーター・カマウ(3年) 区間17位 (1)楽しかった。ハードコースでトレーニングすることで完璧なパフォーマンスができるようになりました。 (2)私は毎日納豆を1パック食べているからこそ素晴らしい結果が得られています。 (3)「アンガス・ハ・ミコノ」意味は、腕をリラックスしてください (4)頑張ります。 3区 生駒直幸(2年) 区間12位 (1)海岸線沿いに出てからの直線がきつくて、一緒に走る人がいたから良かったですが、1人だったらもっとペースが落ちていたと思います。自分たちのチームは持ちタイムがなく、自信がない人が多かったです。その中でも監督は良い練習ができてるから戦えるとずっと言ってくださっていました。それを体現する走りをほとんどの人ができたと感じます。ウチのチームはもっと強くなれると感じました。 (2)兄が沿道で応援してくれていたこと (3)「終わったら乃木坂46のライブが待ってる」遠慮なく行かせていただきます、と気合が入って自分の走りができました。 (4)来年はシード権を取りたいじゃなくて、取るという覚悟に変わりました。次は3年生になりますが、チームを統率して引き上げていきたいです。 4区 西田大智(3年) 区間10位 (1)15km以降は平地と上りになるため、前半の10kmでどれだけ稼げるかを考えて走りました。個人・チームともに周りから期待はあまりされていないかった中で、少しは見返すことができたのかなと思います。 (2)自分の付き添いの選手が当日になって替わった。 (3)「来年キャプテンなんだからここしっかり走るぞ」きつくなったところで責任感を感じて頑張らなきゃと思えました。 (4)来年度は今年以上の結果を求められてくる中で、もうワンランク上のシード権獲得を目標にやっていきたいです。 5区 山本雷我(4年) 区間7位 (1)最初から最後まできついので気合がポイントです。久しぶりに駅伝ができました。また、主将の走りができたと思います。 (2)寒すぎて意識が飛びかけてて覚えていないですが、レースのあと往路の選手が泣きながらありがとう、感動したといってくれました。 (3)「1年間ケガで苦しんだぶん主将の意地見せるよ」 (4)自分が主将をしたチームを超えてほしい。 6区 勝部愛大(2年) 区間18位 (1)箱根湯本からのラスト3kmがきつかったので、気持ちで出し切ることがポイントでした。ただ、個人としては力不足。シード権が狙える位置で走れたこと、自分より強い相手しかいない中で自信を持ってスタートラインに立てたことは次につながると思います。 (2)―― (3)「気持ち見せてみろ」ラストのきついところでその言葉をかけられ、あきらめずに最後まで走ることができたから。 (4)シード権獲得 7区 瀬川翔誠(2年) 区間11位 (1)全部きついので攻略法があるなら逆に教えてほしいです。ただ、他の選手と競い合い、良い流れで走ることができました。 (2)緊張し過ぎて朝食をほとんど食べることができていなかった。 (3)「リラックスしていこう。腕を一回ダラっと落として」高揚した気持ちを落ち着かせて、冷静に走ることができました。 (4)過度なツーブロックはしません。 8区 生田目惇(3年) 区間13位 (1)個人、チームともにまだまだ力が足りなかったです。遊行寺の坂がきつく、上れる筋力と気合が必要だと感じました。 (2)前日シフォンケーキ食べた (3)「お前のあこがれた舞台だ」 序盤で耳に入ってきました。 (4)また8区を走ってリベンジしたいです。 9区 川勝悠雅(2年) 区間13位 (1)少しは戦えました。5kmを過ぎてからの上りがきつかったです。 (2)だいぶ体重が重かった。 (3)「おいしい物食べれるぞ!」 (4)シード権を取る。 10区 鈴木伸弥(3年) 区間15位 (1)ビル街に入ってからの風がきつかったです。一気にペースが下がるから前半は落ち着いて入るのがポイント。状態が万全ではない中では最低限の走りができました。チームとしてシード権狙える位置でみんながつないできてくれたところでシード権内に持っていかなかったことは悔しいです。 (2)走り終わってから頭痛い、お腹痛い、足痛い、身体だるいの負の連鎖 (3)「頼むぞ!」 (4)来年は確実にシード権を獲得します。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世界中学生夏 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top