2024.02.24
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2024が2月24日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、日本から男女28人が出場。女子走高跳では髙橋渚(センコー)が日本歴代8位の1m87をマークして2位に入った。
髙橋のこれまでの自己ベストは、2月4日の日本選手権室内でマークした1m86で、1cm更新した。髙橋は1m72、1m77を1回で成功したあと、1m81は2回目でクリア。1m84を1回で跳ぶと、1m87も1回目で越えた。その後、今季の目標に掲げた1m90は失敗したが、今月2度目となる自己記録を塗り替えた。
このほか、男子走高跳では22年世界選手権8位の真野友博(九電工)が2m27で優勝。2位には衛藤昂(神戸デジタル・ラボ)が2m24で続き、3位は2m20で瀬古優斗(滋賀陸協)が入るなど、6位までを日本勢が占めた。
男子100mは本郷汰樹(オノテック)が10秒22(+1.3)でV。200mは日本勢が男女ともに追い風参考ながら自己記録を上回るパフォーマンスで制し、男子は西裕大(早大)が20秒55(+3.5)、女子は鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が23秒06(+3.3)だった。
このほか、男子ハンマー投で福田翔大(日大院)が67m31で、女子100mハードルは清山ちさと(いちご)が13秒21(+1.5)で、女子三段跳は髙島真織子(九電工)が13m70(+1.9)でそれぞれ優勝している。
また、女子走幅跳では竹内真弥(ミズノ)が追い風参考ながら自己記録を10cm上回る6m43(+2.5)で2位。男子円盤投は湯上剛輝(トヨタ自動車)が59m24を放って5位だった。
日本勢の成績をチェック
【男子】 ●100m(+1.3) 1位 本郷汰樹(オノテック)10秒22 2位 藤原寛人(中大)10秒50 ●200m(+3.5) 1位 西裕大(早大)20秒55 2位 山下潤(ANA)20秒78 6位 藤原寛人(中大)21秒33 ●110mH(+2.0) 1位 阿部竜希(順大) 13秒71 2位 西徹朗(早大)13秒73 [adinserter block="4"] ●走高跳 1位 真野友博(九電工)2m27 2位 衛藤昂(神戸デジタル・ラボ)2m24 3位 瀬古優斗(滋賀陸協)2m20 4位 長谷川直人(新潟アルビレックスRC)2m16 5位 勝田将(三重教員AC)2m11 6位 佐藤凌(タカトミクラブ) ●走幅跳 2位 津波響樹(大塚製薬)7m62(+2.4) 3位 藤原孝輝(東洋大)7m60(+2.3) ●三段跳 5位 山下祐樹(富士防)16m11(+2.6) ●円盤投 5位 湯上剛輝(トヨタ自動車)59m23 ●ハンマー投 1位 福田翔大(日大院)67m31 [adinserter block="4"] 【女子】 ●100m(+2.5) 2位 兒玉芽生(ミズノ)11秒52 4位 君嶋亜梨沙(土木管理総合)11秒66 ●200m(+3.3) 1位 鶴田玲美(南九州ファミリーマート)23秒06 ●100mH(+1.5) 1位 清山ちさと(いちご)13秒21 ●走高跳 2位 髙橋渚(センコー)1m87 ●走幅跳 3位 竹内真弥(ミズノ)6m43(+2.5) 5位 髙良彩花(JAL)6m09(+2.3) [adinserter block="4"] ●三段跳 1位 髙島真織子(九電工)13m70(+1.9) ●円盤投 8位 山本実果(コンドーテック)47m69 9位 辻川美乃利(内田洋行AC)46m70 10位 郡菜々佳(新潟アルビレックスRC)46m23 ●ハンマー投 3位 村上来花(九州共立大)60m51女子走高跳 日本歴代10傑
■女子走高跳 日本歴代10傑 1.96 今井美希(ミズノ) 2001. 9.15 1.95 佐藤恵(福岡大) 1987. 5.17 1.95 太田陽子(ミキハウス) 2002. 7.21 1.93 福光久代(大昭和製紙) 1981. 6. 7 1.92 青山幸(吹田一中教) 2004. 7. 3 1.90 八木たまみ(関東学園大) 1978.10.19 1.90 貞廣千波(中京女大) 1994.11. 2 1.87 髙橋渚(センコー) 2024. 2.24 1.86 松井昌美(桃山高教) 1988. 7. 9 1.86 岩切麻衣湖(プレジャー企画) 2001. 5.26
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.11.23
-
2024.11.23
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.23
パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD
◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、5組にパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が出場。28分12秒12の5着だった […]
2024.11.23
パリ五輪マラソン6位の第一生命グループ・鈴木優花 1区登録に「殻を破りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 今夏のパリ五輪マラソンで6位入賞を果たした第一生命グループ・鈴木優花は、「マラソ […]
2024.11.23
約1年ぶり復帰のJP日本郵政グループ・廣中璃梨佳「感謝の気持ちを胸に走りたい」/クイーンズ駅伝前日会見
11月24日に開催される第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024)を前に、有力チームの選手たちが前日会見に臨んだ。 前回2位のJP日本郵政グループからは廣中璃梨佳が登壇。廣中は昨年12月の日本選手 […]
2024.11.23
クイーンズ駅伝の区間オーダー発表!5区で積水化学・新谷仁美、日本郵政・鈴木亜由子、資生堂・一山麻緒が対決! 第一生命・鈴木優花は1区に
第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城2024/11月24日)の前日となる11月23日、区間エントリーが行われ、出場する24チームのオーダーが発表された。 前回2年ぶりの優勝を飾った積水化学は、3区(1 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会