川野将虎 1時間17分台も4位で涙飲む「未熟でした」個人で五輪遠のくも35kmから価値ある挑戦／日本選手権20km競歩

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2024.02.18

川野将虎 1時間17分台も4位で涙飲む「未熟でした」個人で五輪遠のくも35kmから価値ある挑戦／日本選手権20km競歩

川野将虎 1時間17分台も4位で涙飲む「未熟でした」個人で五輪遠のくも35kmから価値ある挑戦／日本選手権20km競歩

2024年日本選手権20km競歩で4位だった川野将虎

◇第107回日本選手権20km競歩（2月18日／兵庫県神戸市・六甲アイランド）

パリ五輪代表選考会となる第107回日本選手権20km競歩が行われ、男子は池田向希（旭化成）が1時間16分51秒で2連覇を果たしてパリ五輪代表に内定した。

21年の東京五輪50km競歩6位で、35km競歩で22年オレゴン（銀）、23年ブダペスト（銅）と2大会連続で世界選手権のメダルを手にした川野将虎（旭化成）。序盤から池田を追いかけて単独2番手でハイペースを刻んだが、終盤に濱西諒（サンベルクス）と古賀友太（大塚製薬）に追いつかれた。激しい2・3位争いを繰り広げるなか、セカンドベスの1時間17分59秒をマークしたものの4位となり、上位3人が派遣設定記録を突破していることから、個人でのパリ五輪代表は逃したかたちとなる。

すでに派遣設定記録を持っていたため、「最低限、3番に入ってパリ五輪の出場権をかなえるのが目標でした」と唇を噛む。3人の2位集団の中で「この中で3位ではなく、池田に追いつくくらいのつもりで、この中で絶対に勝つんだと思っていたのですが、自分の甘さ、未熟なところが出ました」と悔しがった。

それでも、新たに実施される男女混合競歩リレーへの代表争いにもアピールした。

これまで日本競歩の伝統だった“ロング種目”に高校時代からこだわり、結果を残して歴史を紡いできた。そうしたなか、酒井瑞穂コーチと二人三脚で、35kmを戦いながらもしっかりと20kmを見据えて取り組んできた。そうした軌跡は、まだまだ続くこれからのキャリア、そして35km競歩が再び実施予定の25年東京世界選手権にもきっと生きてくるだろう。

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◇第107回日本選手権20km競歩（2月18日／兵庫県神戸市・六甲アイランド）パリ五輪代表選考会となる第107回日本選手権20km競歩が行われ、男子は池田向希（旭化成）が1時間16分51秒で2連覇を果たしてパリ五輪代表に内定した。 21年の東京五輪50km競歩6位で、35km競歩で22年オレゴン（銀）、23年ブダペスト（銅）と2大会連続で世界選手権のメダルを手にした川野将虎（旭化成）。序盤から池田を追いかけて単独2番手でハイペースを刻んだが、終盤に濱西諒（サンベルクス）と古賀友太（大塚製薬）に追いつかれた。激しい2・3位争いを繰り広げるなか、セカンドベスの1時間17分59秒をマークしたものの4位となり、上位3人が派遣設定記録を突破していることから、個人でのパリ五輪代表は逃したかたちとなる。すでに派遣設定記録を持っていたため、「最低限、3番に入ってパリ五輪の出場権をかなえるのが目標でした」と唇を噛む。3人の2位集団の中で「この中で3位ではなく、池田に追いつくくらいのつもりで、この中で絶対に勝つんだと思っていたのですが、自分の甘さ、未熟なところが出ました」と悔しがった。それでも、新たに実施される男女混合競歩リレーへの代表争いにもアピールした。これまで日本競歩の伝統だった“ロング種目”に高校時代からこだわり、結果を残して歴史を紡いできた。そうしたなか、酒井瑞穂コーチと二人三脚で、35kmを戦いながらもしっかりと20kmを見据えて取り組んできた。そうした軌跡は、まだまだ続くこれからのキャリア、そして35km競歩が再び実施予定の25年東京世界選手権にもきっと生きてくるだろう。

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