HOME ニュース、国内

2020.09.30

【短距離】日本選手権欠場の山縣亮太が思い綴る「もう一度自己記録を出し東京五輪へ」
【短距離】日本選手権欠場の山縣亮太が思い綴る「もう一度自己記録を出し東京五輪へ」


今年の日本選手権を欠場する男子短距離の山縣亮太(セイコー)が、自身の思いをSNSにつづった。

「2018年の冬から自己記録を更新すべく、自分たちなりに考えてさまざまなトレーニングに取り組んできた」と山縣。昨年は肺気胸を患い日本選手権を欠場、その後は復帰に向けて米国などでトレーニングを続けてきたが、冬には足首の靱帯を痛めたことも先の合同インタビューで明かしている。

今年の日本選手権は右膝痛のため見送り、その後予定していた田島紀念も出場せずにシーズンアウト。山縣はケガについて「すべてのことにはきちんと原因がある」とし、「問題と真摯に向き合うほど、少しずつでも解決に向うものだと私は信じています」と信念を示す。

来年の東京五輪に向けて、「もう一度自己記録を出し、東京五輪で活躍する」と強い決意を語り、そのための準備に入る。

以下、山縣亮太SNSより(原文ママ)
「応援してくださる皆様へ
リリースにありました通り、この度日本選手権を欠場することにいたしました。今シーズンはその後のレースの予定も無くなったので、これでシーズンオフとなります。この様なご時世にありながらも、2020年の私のレースを楽しみにしてくださっていた方々に対し満足いく姿をお見せできなかったことを私自身大変残念に思います。
2018年の冬から自己記録を更新すべく、自分達なりに考えて様々なトレーニングに取り組んできました。ただここ2年振り返れば見立ての甘さから怪我もあり、現在もそのもどかしさと変革のど真ん中にいるような状態です。
なぜ怪我をするのか、どうしたら記録を伸ばせるか、いつも疑問は絶えません。ただおそらくすべてのことにはきちんと原因があって、問題と真摯に向き合うほど、少しずつでも解決に向うものだと私は信じています。もう一度自己記録を出し、東京五輪で活躍するそのために必要なことを、そこそこ長い競技経験でもって見極めてもう一度鍛え直してきます。サポート陣と自分を頼りに必ずまた強くなって戻ってきますから期待していて下さい。
最後に今年の日本選手権に出場される選手の皆様においては、秋めいた分寒さもあると思うのでどうか怪我には気をつけて、それぞれが力を出し切る素晴らしい大会になることを願っています。長くなってしまいましたが読んでくださってありがとうございました。以上」

今年の日本選手権を欠場する男子短距離の山縣亮太(セイコー)が、自身の思いをSNSにつづった。 「2018年の冬から自己記録を更新すべく、自分たちなりに考えてさまざまなトレーニングに取り組んできた」と山縣。昨年は肺気胸を患い日本選手権を欠場、その後は復帰に向けて米国などでトレーニングを続けてきたが、冬には足首の靱帯を痛めたことも先の合同インタビューで明かしている。 今年の日本選手権は右膝痛のため見送り、その後予定していた田島紀念も出場せずにシーズンアウト。山縣はケガについて「すべてのことにはきちんと原因がある」とし、「問題と真摯に向き合うほど、少しずつでも解決に向うものだと私は信じています」と信念を示す。 来年の東京五輪に向けて、「もう一度自己記録を出し、東京五輪で活躍する」と強い決意を語り、そのための準備に入る。 以下、山縣亮太SNSより(原文ママ) 「応援してくださる皆様へ リリースにありました通り、この度日本選手権を欠場することにいたしました。今シーズンはその後のレースの予定も無くなったので、これでシーズンオフとなります。この様なご時世にありながらも、2020年の私のレースを楽しみにしてくださっていた方々に対し満足いく姿をお見せできなかったことを私自身大変残念に思います。 2018年の冬から自己記録を更新すべく、自分達なりに考えて様々なトレーニングに取り組んできました。ただここ2年振り返れば見立ての甘さから怪我もあり、現在もそのもどかしさと変革のど真ん中にいるような状態です。 なぜ怪我をするのか、どうしたら記録を伸ばせるか、いつも疑問は絶えません。ただおそらくすべてのことにはきちんと原因があって、問題と真摯に向き合うほど、少しずつでも解決に向うものだと私は信じています。もう一度自己記録を出し、東京五輪で活躍するそのために必要なことを、そこそこ長い競技経験でもって見極めてもう一度鍛え直してきます。サポート陣と自分を頼りに必ずまた強くなって戻ってきますから期待していて下さい。 最後に今年の日本選手権に出場される選手の皆様においては、秋めいた分寒さもあると思うのでどうか怪我には気をつけて、それぞれが力を出し切る素晴らしい大会になることを願っています。長くなってしまいましたが読んでくださってありがとうございました。以上」

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.02

三菱重工に学生駅伝で活躍した小林大晟、村上大樹が入社 6日に実業団デビュー戦

三菱重工は4月1日、小林大晟と村上大樹の2人が新入社員としてチームに加入したことを発表した。 小林は帝京大卒。長崎・鎮西学院高時代には全国高校駅伝で1区も務めた経歴を持つ。大学では4年時の全日本大学駅伝でアンカーを務め、 […]

NEWS U20世界選手権400mH入賞の森髙颯治朗、女子ハンマー投のエパサカ・テレサ、男子三段跳の梅野真生がKAGOTANIに入社!

2025.04.02

U20世界選手権400mH入賞の森髙颯治朗、女子ハンマー投のエパサカ・テレサ、男子三段跳の梅野真生がKAGOTANIに入社!

4月1日、鶏卵の生産・加工販売を手掛ける「籠谷」は、同社のKAGOTANI陸上部に森髙颯治朗、エパサカ・テレサ、梅野真生の3人が入社したことを発表した。 3人はいずれも籠谷が本社を置く兵庫県出身。森髙は報徳学園高から40 […]

NEWS YKKに大谷章紘、西田大智が入社 「チームに貢献する走りをしていきます」

2025.04.02

YKKに大谷章紘、西田大智が入社 「チームに貢献する走りをしていきます」

4月1日、YKKに大谷章紘(大東大卒)と西田大智(国士大卒)が新たに加入したことがチームから発表された。 大谷は水城高校時代に20年全国高校駅伝の3区などで全国大会経験。進学した大東大では全日本大学駅伝と箱根駅伝で2年時 […]

NEWS 埼玉医大グループ・男女駅伝部に分須尊紀、鶴元太、吉田詩央ら7人が加入

2025.04.02

埼玉医大グループ・男女駅伝部に分須尊紀、鶴元太、吉田詩央ら7人が加入

埼玉医大グループは4月1日、男子駅伝部、女子駅伝部の新加入する選手7名を発表した。 男子は4人の新人が入部。分須尊紀は群馬・東農大二高時代の全国高校陸上3000m障害で日本一に輝いた実績を持つ。日体大進学後も3000m障 […]

NEWS 中大卒のスプリンター・藤原寛人が大和ハウスに入社 「 社会人としても競技者としても共に大きく成長していきたい」

2025.04.02

中大卒のスプリンター・藤原寛人が大和ハウスに入社 「 社会人としても競技者としても共に大きく成長していきたい」

4月1日、短距離の藤原寛人が自身のSNSを更新。同日から大和ハウスに入社し、競技を続けることを明かした。 千葉県出身の藤原は、中学時代から世代のトップ選手として活躍。17年の熊本全中では100mで日本一に輝いている。東海 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top