HOME 学生長距離

2024.02.16

大学男女混合駅伝に拓大・不破聖衣来がエントリー 北川星瑠、保坂晴子、後田築ら実力者そろう
大学男女混合駅伝に拓大・不破聖衣来がエントリー 北川星瑠、保坂晴子、後田築ら実力者そろう

左から北川星瑠(大阪芸大)、不破聖衣来(拓大)、後田築(順大)、保坂晴子(日体大)

第4回全国招待大学対校男女混合駅伝が2月18日、ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コースにて6区間20km(3km、2km、5km、3km、2km、5km)で行われる。

同大会は2021年に大学駅伝では国内初の男女混合レースとしてスタート。第1回、第2回と順大が連覇を果たし、前回は日体大が初優勝を飾っている。

前回から1校増の20チームがエントリーしたが、そのうち神戸学大は15日付で出場を辞退。19チームが参加する。

注目は前回覇者の日体大。女子は21年日本インカレ1500m優勝の保坂晴子(4年)、22年日本インカレ1500m2位、5000m3位の尾方唯莉(3年)とダブルエースが強力で、男子も5000m13分50秒73の漆畑徳輝(4年)、同13分56秒66の平島龍斗(2年)とスピードランナーを擁する。

対抗筆頭は、この大会で第1回から2連覇して前回は4位だった順大だ。男子は海老澤憲伸、服部壮馬(ともに3年)、大野聖登(1年)と5000m13分台ランナーが3人そろい、後田築(1年)は昨年の日本インカレ1500m優勝者。大野は22年のインターハイ800m・1500m2冠の実績を誇る。女子も前回4区区間賞の小暮真緒(3年)を中心に実力者が脇を固め、王座返り咲きを狙う。

関西勢では前回2位の関大が今回も強力布陣。男子は前回1区2位の谷村恒晟(2年)、女子は前回6区で区間賞(区間新)を獲得した磯野美空(4年)、全日本大学女子駅伝1区3位と好走した前田彩花(1年)が軸となる。男子は出雲駅伝で関西勢トップの11位、女子は全日本大学女子駅伝で2年連続シード権獲得となる7位と勢いづいており、その実力を発揮できるか。

その他にも注目選手が目白押し。女子では10000mで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来(拓大3)がエントリー。昨年は一度もレースに出場していないため、その動向が注目される。また、ハーフマラソンでワールドユニバーシティゲームズの金メダリストである北川星瑠(大阪芸大4)は関西学連選抜チームの一員として登録されている。

1区間の距離が短いだけに、1人のエースの力だけでは上位進出は難しい。序盤から先頭争いに加わり、ミスのない継走を実現できたチームに栄光が待っている。

また、「国立大学 東西四大学対抗戦」も同時開催され、大阪大、京大、一橋大、東大の4チームが出場する。

スタートは12時10分。大会の模様は関西テレビで生中継されるほか、Tverでライブ配信される。

4代目チャンピオンに輝くのはどの大学か。

第4回全国招待大学対校男女混合駅伝が2月18日、ヤンマースタジアム長居及び長居公園内特設コースにて6区間20km(3km、2km、5km、3km、2km、5km)で行われる。 同大会は2021年に大学駅伝では国内初の男女混合レースとしてスタート。第1回、第2回と順大が連覇を果たし、前回は日体大が初優勝を飾っている。 前回から1校増の20チームがエントリーしたが、そのうち神戸学大は15日付で出場を辞退。19チームが参加する。 注目は前回覇者の日体大。女子は21年日本インカレ1500m優勝の保坂晴子(4年)、22年日本インカレ1500m2位、5000m3位の尾方唯莉(3年)とダブルエースが強力で、男子も5000m13分50秒73の漆畑徳輝(4年)、同13分56秒66の平島龍斗(2年)とスピードランナーを擁する。 対抗筆頭は、この大会で第1回から2連覇して前回は4位だった順大だ。男子は海老澤憲伸、服部壮馬(ともに3年)、大野聖登(1年)と5000m13分台ランナーが3人そろい、後田築(1年)は昨年の日本インカレ1500m優勝者。大野は22年のインターハイ800m・1500m2冠の実績を誇る。女子も前回4区区間賞の小暮真緒(3年)を中心に実力者が脇を固め、王座返り咲きを狙う。 関西勢では前回2位の関大が今回も強力布陣。男子は前回1区2位の谷村恒晟(2年)、女子は前回6区で区間賞(区間新)を獲得した磯野美空(4年)、全日本大学女子駅伝1区3位と好走した前田彩花(1年)が軸となる。男子は出雲駅伝で関西勢トップの11位、女子は全日本大学女子駅伝で2年連続シード権獲得となる7位と勢いづいており、その実力を発揮できるか。 その他にも注目選手が目白押し。女子では10000mで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来(拓大3)がエントリー。昨年は一度もレースに出場していないため、その動向が注目される。また、ハーフマラソンでワールドユニバーシティゲームズの金メダリストである北川星瑠(大阪芸大4)は関西学連選抜チームの一員として登録されている。 1区間の距離が短いだけに、1人のエースの力だけでは上位進出は難しい。序盤から先頭争いに加わり、ミスのない継走を実現できたチームに栄光が待っている。 また、「国立大学 東西四大学対抗戦」も同時開催され、大阪大、京大、一橋大、東大の4チームが出場する。 スタートは12時10分。大会の模様は関西テレビで生中継されるほか、Tverでライブ配信される。 4代目チャンピオンに輝くのはどの大学か。

第4回全国招待大学対校男女混合駅伝 出場チーム一覧

<関西学連加盟校> 関西大学 立命館大学 京都産業大学 同志社大学 神戸学院大学 明治国際医療大学 佛教大学 京都教育大学 摂南大学 大阪大学 関西学連選抜チーム <関東学連加盟校(招待校)> 日本体育大学 中央大学 順天堂大学 城西大学 筑波大学 東洋大学 拓殖大学 立教大学 駿河台大学 <国立大東西四大学対校戦> 一橋大学 東京大学 大阪大学 京都大学 ※大阪大学は全国招待大学対校男女混合駅伝出場を兼ねる

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top