2024.01.21
◇第29回全国都道府県男子駅伝(1月21日/広島・平和記念公園前発着:7区間48km)
長野が2時間17分00秒の大会新で10度目の優勝を飾った第29回大会は、3区間で区間新が誕生するなど大いに盛り上がった。
長野は1区で4位につけると、4区の永原颯磨(佐久長聖高3)の区間賞で先頭へ。続く山口竣平(佐久長聖高3)も区間1位の快走で後続を突き放し、最後はアンカーの鈴木芽吹(駒大)が悠々と逃げ切った。鈴木は2004年に大島健太(高知/くろしお通信)が樹立した区間記録を20年ぶりに17秒塗り替えた。
アンカー・荻久保寛也(ヤクルト)が区間3位で順位を上げた埼玉が2分11秒差で2位。3区の久保田徹(大東大)でトップに立つなど見せ場を作り、2年連続で2位と好成績を収めた。
千葉は2区終了時で16位と出遅れたものの、3区の篠原倖太朗(駒大)が10人抜きで6位に浮上。5区で2位にまで順位を押し上げ、最後は順位を落としたものの6年ぶりのトップ3を死守した。
4位以下は京都、兵庫、岡山、福岡、東京と続き、7位の福岡は前回19位からの大躍進で5年ぶりに入賞を果たした。
個人では1区で長崎の川原琉人(五島南高3)が区間新を樹立すると、3区では大阪の葛西潤(旭化成)が2005年に大森輝和(高知/くろしお通信)が樹立した不滅の記録を19年ぶりに4秒更新した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]
2025.03.29
女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新
3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]
2025.03.29
鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]
2025.03.29
走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]
2025.03.29
編集部コラム「いつのまにか700号超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報