HOME 駅伝

2024.01.01

3区・NTT西日本の小林歩が激走!16人抜き、トヨタ自動車・田澤廉との“駒大OB対決”制す/ニューイヤー駅伝
3区・NTT西日本の小林歩が激走!16人抜き、トヨタ自動車・田澤廉との“駒大OB対決”制す/ニューイヤー駅伝

23年日本選手権10000mで5に入った小林歩

◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)

ニューイヤー駅伝が行われ、15.4kmの3区はNTT西日本の小林歩が区間賞を獲得した。

23位でタスキを受けた小林。5kmを13分32秒で飛ばすと、10km通過はなんと27分17秒をマーク。最後まで勢いが落ちることなく、42分29秒を叩き出した。

追い風もあったが、「普通にきつかったです」と小林。過去2回も3区を務めているが、今年からコース変更で約2km延びた。「順位はわからなかったが、一つでも抜こうと思って走った。あまり距離は考えず、体力を少し温存しました」と振り返る。

大阪・関大北陽高から駒大へ。大学時代には4年目の箱根駅伝3区2位となり、2区の後輩・田澤廉(現・トヨタ自動車)とタスキをつなぎ、総合優勝に貢献している。今回は田澤と同区間となり、区間成績で“駒大OB対決”を制してみせた。

高校時代は5000m14分32秒21がベスト。大学時代は10000m28分38秒75、ハーフは1時間2分25秒だった。卒業後に着実に力をつけると、昨年12月の日本選手権10000mでは日本歴代7位の27分28秒13をマークしていた。

◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝が行われ、15.4kmの3区はNTT西日本の小林歩が区間賞を獲得した。 23位でタスキを受けた小林。5kmを13分32秒で飛ばすと、10km通過はなんと27分17秒をマーク。最後まで勢いが落ちることなく、42分29秒を叩き出した。 追い風もあったが、「普通にきつかったです」と小林。過去2回も3区を務めているが、今年からコース変更で約2km延びた。「順位はわからなかったが、一つでも抜こうと思って走った。あまり距離は考えず、体力を少し温存しました」と振り返る。 大阪・関大北陽高から駒大へ。大学時代には4年目の箱根駅伝3区2位となり、2区の後輩・田澤廉(現・トヨタ自動車)とタスキをつなぎ、総合優勝に貢献している。今回は田澤と同区間となり、区間成績で“駒大OB対決”を制してみせた。 高校時代は5000m14分32秒21がベスト。大学時代は10000m28分38秒75、ハーフは1時間2分25秒だった。卒業後に着実に力をつけると、昨年12月の日本選手権10000mでは日本歴代7位の27分28秒13をマークしていた。

ニューイヤー駅伝3区区間成績

1位 小林歩(NTT西日本) 42:29 2位 田村和希(住友電工) 42:58 3位 相澤晃(旭化成) 43:04 4位 田村友佑(黒崎播磨) 43:06 5位 中山雄太(JR東日本) 43:12 6位 田澤廉(トヨタ自動車) 43:13 7位 荻久保寛也(ひらまつ病院) 43:18 7位 山野力(九電工) 43:18 9位 伊藤達彦(Honda) 43:29 10位 林田洋翔(三菱重工) 43:31 11位 鈴木塁人(SGホールディングス) 43:34 12位 長谷川柊(Kao) 43:40 13位 吉田祐也(GMOインターネットグループ) 43:42 14位 梶谷瑠哉(SUBARU) 43:43 15位 大森太楽(中国電力) 43:57 15位 下條乃將(NDソフト) 43:57 17位 藤井寛之(愛三工業) 44:00 18位 鈴木大貴(YKK) 44:04 19位 髙木登志夫(サンベルクス) 44:05 20位 中園慎太朗(埼玉医科大学G) 44:12 21位 漆畑瑠人(安川電機) 44:13 22位 向晃平(マツダ) 44:17 23位 塩尻和也(富士通) 44:20 24位 牧瀬圭斗(トヨタ自動車九州) 44:21 25位 松村和樹(愛知製鋼) 44:24 26位 宮木快盛(大塚製薬) 44:26 27位 西研人(大阪ガス) 44:27 28位 服部大暉(トヨタ紡織) 44:32 29位 坂本健悟(プレス工業) 44:34 29位 風岡永吉(JFEスチール) 44:34 29位 ハゲ下拓斗(NTN) 44:34 32位 河合代二(トーエネック) 44:39 33位 比夫見将吾(大阪府警) 44:47 34位 名取燎太(コニカミノルタ) 44:53 35位 富田峻平(ロジスティード) 44:56 36位 稲田翔威(コモディイイダ) 45:07 37位 小林竜也(富士山の銘水) 45:21 38位 髙久龍(ヤクルト) 45:28 39位 橋本崚(中央発條) 45:40 40位 井上亮真(中電工) 45:42 41位 設楽啓太(西鉄) 45:57

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.24

小江戸川越ハーフで東洋大勢がワン・ツー 吉田周が2年連続1時間2分台で連覇 2位は西村真周

小江戸川越ハーフマラソンが11月24日、埼玉県川越市の川越水上公園発着で行われ、男子の招待ハーフでは吉田周(東洋大4年)が1時間2分54秒(速報値)で2年連続優勝を果たした。 吉田は前回大会を1時間2分43秒の自己ベスト […]

NEWS 全国高校駅伝男子代表校決定!地区代表で須磨学園や豊川が都大路へ、水戸葵陵と西武台千葉が初出場 トップは大牟田の2時間3分25秒

2024.11.24

全国高校駅伝男子代表校決定!地区代表で須磨学園や豊川が都大路へ、水戸葵陵と西武台千葉が初出場 トップは大牟田の2時間3分25秒

全国高校駅伝(12月22日/京都)の出場権をかけた地区高校駅伝(地区大会)が11月24日の東海と近畿をもってすべて終了した。これで都道府県代表と合わせて、出場する116校が出そろった。 【女子】浜松商、聖カタリナ、自由ケ […]

NEWS 全国高校駅伝女子の代表校出そろう!浜松商、聖カタリナ、自由ケ丘、鹿児島が初の都大路 昨年全国Vの神村学園が1時間7分58秒

2024.11.24

全国高校駅伝女子の代表校出そろう!浜松商、聖カタリナ、自由ケ丘、鹿児島が初の都大路 昨年全国Vの神村学園が1時間7分58秒

全国高校駅伝(12月22日/京都)の出場権をかけた地区高校駅伝(地区大会)が11月24日の東海と近畿をもってすべて終了した。これで都道府県代表と合わせて、出場する116校が出そろった。 【男子】地区代表で須磨学園や豊川が […]

NEWS パナソニック4位!黄金時代知るアンカー森田香織がクイーンズラストラン「後輩たちに支えられた」/クイーンズ駅伝

2024.11.24

パナソニック4位!黄金時代知るアンカー森田香織がクイーンズラストラン「後輩たちに支えられた」/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]

NEWS 資生堂・一山麻緒は急きょ変更の5区で粘走 ダイハツ・松田瑞生は悔しさ胸に1月の大阪国際へ/クイーンズ駅伝

2024.11.24

資生堂・一山麻緒は急きょ変更の5区で粘走 ダイハツ・松田瑞生は悔しさ胸に1月の大阪国際へ/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、JP日本郵政グループが2時間13分54秒で4 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top