HOME 高校

2023.11.19

神村学園が7大会連続V 筑紫女学園と千原台が地区代表で都大路へ 男子は九州学院が終盤逆転で2連覇/全九州高校駅伝
神村学園が7大会連続V 筑紫女学園と千原台が地区代表で都大路へ 男子は九州学院が終盤逆転で2連覇/全九州高校駅伝

左から女子優勝の神村学園・瀬戸口凜と男子優勝の九州学院 ・迫紘太

九州高校駅伝が11月18日、長崎県雲仙市と南島原市を通る雲仙小浜公認マラソンコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は神村学園(鹿児島)が1時間10分49秒で7大会連続11回目、男子(7区間42.195km)は九州学院(熊本)が2時間6分08秒で2年連続13回目の優勝を果たした。

神村学園は、9位スタートなったものの、2区の小倉陽菜(2年)が7人を抜いて2位に進出。3区を務めた留学生のジェプチルチル・ブレンダ(2年)が逆転した。4区の石内乃愛(1年)もリードを広げ、2位に45秒差をつけてフィニッシュ。主将で、インターハイ1500m、3000m2年連続2冠のカリバ・カロライン(3年)を温存しながらも、2区から4区まで3連続区間賞を獲得し、層の厚さを見せた。

また、全国高校駅伝(12月24日/京都)の地区代表争いは、福岡県大会で2位に終わった筑紫女学園が1区・金森詩絵菜(2年)の区間賞を皮切りに、終始上位でレースを展開。4位でフィニッシュし、北九州地区代表として、2年連続28回目の都大路出場権を獲得した。

一方、南九州地区代表は、熊本2位の千原台が劇的な逆転劇でつかんだ。4区終了時で全体10位だったがアンカーの平方杏奈(2年)が5人抜きの区間賞。代表争いでも4番手から一気にトップに立ち、2年ぶり23回目の全国切符を手にした。

男子の九州学院は、1区こそトップから52秒差の12位発進と出遅れたが、2区で10位と追い上げ、3区(8.1075km)の椙山一颯(2年)が区間賞(23分09秒)の快走で一気に4位まで押し上げた。4区でさらに2位に進出すると、6区の岩﨑桜太郎(2年)が区間賞を獲得する走りでトップへ。アンカーの迫紘太(3年)も区間賞で締めた。2位は1分06秒差で大牟田(福岡)だった。

全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県大会1位校を除いた最上位校となる。

広告の下にコンテンツが続きます
九州高校駅伝が11月18日、長崎県雲仙市と南島原市を通る雲仙小浜公認マラソンコースで行われ、女子(5区間21.0975km)は神村学園(鹿児島)が1時間10分49秒で7大会連続11回目、男子(7区間42.195km)は九州学院(熊本)が2時間6分08秒で2年連続13回目の優勝を果たした。 神村学園は、9位スタートなったものの、2区の小倉陽菜(2年)が7人を抜いて2位に進出。3区を務めた留学生のジェプチルチル・ブレンダ(2年)が逆転した。4区の石内乃愛(1年)もリードを広げ、2位に45秒差をつけてフィニッシュ。主将で、インターハイ1500m、3000m2年連続2冠のカリバ・カロライン(3年)を温存しながらも、2区から4区まで3連続区間賞を獲得し、層の厚さを見せた。 また、全国高校駅伝(12月24日/京都)の地区代表争いは、福岡県大会で2位に終わった筑紫女学園が1区・金森詩絵菜(2年)の区間賞を皮切りに、終始上位でレースを展開。4位でフィニッシュし、北九州地区代表として、2年連続28回目の都大路出場権を獲得した。 一方、南九州地区代表は、熊本2位の千原台が劇的な逆転劇でつかんだ。4区終了時で全体10位だったがアンカーの平方杏奈(2年)が5人抜きの区間賞。代表争いでも4番手から一気にトップに立ち、2年ぶり23回目の全国切符を手にした。 男子の九州学院は、1区こそトップから52秒差の12位発進と出遅れたが、2区で10位と追い上げ、3区(8.1075km)の椙山一颯(2年)が区間賞(23分09秒)の快走で一気に4位まで押し上げた。4区でさらに2位に進出すると、6区の岩﨑桜太郎(2年)が区間賞を獲得する走りでトップへ。アンカーの迫紘太(3年)も区間賞で締めた。2位は1分06秒差で大牟田(福岡)だった。 全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県大会1位校を除いた最上位校となる。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.02

青学大・箱根駅伝1区の宇田川瞬矢が5000m全体トップ ルーキー・椙山一颯も13分台/絆記録会

第14回絆記録挑戦会が4月2日、東京・町田GIONスタジアムで行われ、箱根駅伝で総合2連覇を飾った青学大の選手が多数出場した。 男子5000mではOBも含めて最終の3組で上位を独占。箱根駅伝で1区を担った宇田川瞬矢(4年 […]

NEWS クイーンズ駅伝出場のベアーズに門脇奈穂、スーサン・カモソが加入! 向井優香、須田笑瑠萌ら勇退

2025.04.02

クイーンズ駅伝出場のベアーズに門脇奈穂、スーサン・カモソが加入! 向井優香、須田笑瑠萌ら勇退

4月2日、ベアーズは1日付で門脇奈穂とスーサン・カモソが加入したことをチームSNSで発表した。 門脇は宮城県出身。中学1年からジュニア五輪に出場するなど早くから頭角を現す。仙台育英高では2000m障害に取り組み、東北高校 […]

NEWS ノーリツに兵庫大の福永愛佳が加入!「クイーンズ駅伝、日本選手権出場を目標」

2025.04.02

ノーリツに兵庫大の福永愛佳が加入!「クイーンズ駅伝、日本選手権出場を目標」

ノーリツは4月1日、兵庫大の福永愛佳が加入したことを、部のHPやSNSを通じて報告した。 福永は兵庫・須磨学園高出身。2020年の全国高校駅伝では3区2位と好走し、チームの6位入賞に貢献した。兵庫大に進学後も主力として活 […]

NEWS ニトリに世界クロカン代表・酒井美玖、飯島理子、鈴木凜皇、髙橋朱穂が新加入!創部10年を経て着実に戦力アップ

2025.04.02

ニトリに世界クロカン代表・酒井美玖、飯島理子、鈴木凜皇、髙橋朱穂が新加入!創部10年を経て着実に戦力アップ

ニトリ女子ランニングチームは4月1日、酒井美玖、飯島理子、髙橋朱穂、鈴木凜皇の4選手が新加入したことを発表した。 22歳の酒井は昨年末に肥後銀行を退社し、フリー期間を経ての入社。福岡・北九州市立高3年時には全国高校駅伝1 […]

NEWS レデイ薬局に福岡大・山口純平、松山大・松浦慶太が加入! 「社会人アスリートとして覚悟を持って」

2025.04.02

レデイ薬局に福岡大・山口純平、松山大・松浦慶太が加入! 「社会人アスリートとして覚悟を持って」

レデイ薬局陸上部は4月1日、チームのSNSで福岡大卒の山口純平と松山大卒の松浦慶太が新たに入部すると発表した。 広島県出身の山口は、西条農高1年時に4×400mリレーのメンバーとしてインターハイを経験。福岡大では4年連続 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報