日本インカレ(新潟)3日目、女子200mが行われ、兒玉芽生(福岡大)が23秒68(-0.8)で優勝。100m、4×100mリレーと合わせて3冠を達成した。この種目での3冠は2012年の市川華菜(中京大、現ミズノ)以来8年ぶり。
兒玉は「意識するポイントに集中した」と、取り組んできた「骨盤から走るイメージ」を持ってスタート。序盤はライバルの齋藤愛美(大阪成蹊大)に出られたが、その後はグングンと加速に乗って突き放した。
23秒68は学生歴代7位タイとなる自己新で、大学で指導を信岡沙希重コーチの記録を上回った。兒玉は「日本選手権ではいい記録で2冠できるように」と話した。
■女子200m決勝(-0.8)
兒玉 芽生(福岡大) 23.68
齋藤 愛美 (大阪成蹊大)23.98
壹岐あいこ(立命大)24.23
景山 咲穗(筑波大)24.30
田路 遥香 (中大)24.80
宮園 彩恵(国士大)24.88
渡邊 輝 (福岡大3)24.88
浜田 真衣(立教大)24.98
■女子200m学生歴代
23.15(1.5) 髙橋萌木子(平成国際大3) 2009. 5. 3
23.51(0.4) 市川 華菜(中京大4) 2012. 6. 9
23.63(1.8) 土井 杏南(大東大1) 2014. 5. 3
23.64(0.0) 丹野 麻美(福島大4) 2007. 6.10
23.66(0.6) 中村 水月(大阪成蹊大4) 2017. 5.12
23.67(1.3) 和田 麻希(龍谷大3) 2007. 9. 9
23.68(0.7) 今井沙緒里(至学館大2) 2010. 8.28
23.68(0.4) 青山 聖佳(大阪成蹊大1) 2015.10.18
23.68(-0.8) 兒玉 芽生(福岡大3) 2020. 9.13
23.74(1.9) 信岡沙希重(早大4) 1999. 5.30

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.25
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.31
【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報