HOME 国内、世界陸上、日本代表
日本チーム最年長36歳・渕瀬真寿美 日本歴代3位で14位に「今回の経験を次に生かしたい」/世界陸上
日本チーム最年長36歳・渕瀬真寿美 日本歴代3位で14位に「今回の経験を次に生かしたい」/世界陸上

23年ブダペスト世界選手権女子35km競歩に出場した渕瀬真寿美

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目

ブダペスト世界陸上6日目のモーニングセッションが行われ、女子35km競歩に出場した渕瀬真寿美(建装工業)は14位でフィニッシュ。日本歴代3位、自己新の2時間52分57秒をマークしたが、「2時間50分を切りたかったけど、ちょっと届かなかったことが残念です」と悔しさをのぞかせた。

序盤は第2グループで「力を使わないようにリラックスしてレースを進めた。だが、途中で「腹痛や脚がケイレンしたところがあった」そうで、後半に思うようにペースを上げられなかったところが目標タイムに届かなった部分。「まだまだ改善するところかなと思いました」。

今大会の日本チーム最年長の36歳。世界選手権はこれが2大会連続5度目の出場で、2009年には20kmで6位に入った実績がある。また、2012年ロンドン五輪では同じ20kmで10位でフィニッシュしながら、その後に1人、そして今年6月に1人、上位選手に失格者が出て、8位入賞となった。

多くの経験を積み重ねてきた渕瀬は、「今回感じた経験を次の大会に生かしたいです。こういう舞台に立つと、やっぱりもう1回勝負したいなって思いますね」。その意欲は衰えを知らない。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)6日目 ブダペスト世界陸上6日目のモーニングセッションが行われ、女子35km競歩に出場した渕瀬真寿美(建装工業)は14位でフィニッシュ。日本歴代3位、自己新の2時間52分57秒をマークしたが、「2時間50分を切りたかったけど、ちょっと届かなかったことが残念です」と悔しさをのぞかせた。 序盤は第2グループで「力を使わないようにリラックスしてレースを進めた。だが、途中で「腹痛や脚がケイレンしたところがあった」そうで、後半に思うようにペースを上げられなかったところが目標タイムに届かなった部分。「まだまだ改善するところかなと思いました」。 今大会の日本チーム最年長の36歳。世界選手権はこれが2大会連続5度目の出場で、2009年には20kmで6位に入った実績がある。また、2012年ロンドン五輪では同じ20kmで10位でフィニッシュしながら、その後に1人、そして今年6月に1人、上位選手に失格者が出て、8位入賞となった。 多くの経験を積み重ねてきた渕瀬は、「今回感じた経験を次の大会に生かしたいです。こういう舞台に立つと、やっぱりもう1回勝負したいなって思いますね」。その意欲は衰えを知らない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top