HOME 国内、日本代表

2023.07.16

連続金メダルストップもヨンパー陣が躍動!児玉悠作が48秒96で2位、宇都宮絵莉と山本亜美が銀・銅、七種の山﨑有紀が銅、混合マイルは日本新/アジア選手権
連続金メダルストップもヨンパー陣が躍動!児玉悠作が48秒96で2位、宇都宮絵莉と山本亜美が銀・銅、七種の山﨑有紀が銅、混合マイルは日本新/アジア選手権

アジア選手権でメダルを獲得した山本亜美、児玉悠作、宇都宮絵莉の400mHの3人

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)4日目

アジア選手権の4日目がタイ・バンコクで行われた。

初日から金メダルラッシュだった日本勢。この日は金メダルこそなかったものの、日本伝統の400mハードル陣が見せ場を作った。

男子では今季飛躍を遂げた児玉悠作(ノジマ)が48秒96のセカンドベストで銀メダルを獲得。ラスト勝負でB.ヘメイダ(カタール)に競り負けたものの、海外レースで2度目の48秒台をマークして強さを見せた。これでブダペスト世界選手権に向けてランキングも上昇。初の代表権獲得をほぼ濃厚にした。

女子は宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が57秒73で2位、山本亜美(立命大)が57秒80で3位。前半から積極的なレースを見せた宇都宮が粘りを見せ、山本は持ち味の後半でしっかり巻き返した。

男女混合4×400mリレーは3分15秒71をマークして3位。2021年にマークした3分16秒67の日本記録を塗り替えた。1走から今泉堅貴(筑波大)、久保山晴菜(今村病院)、佐藤風雅(ミズノ)、松本奈菜子(東邦銀行)。アンカーの松本は一度前に出たものの、インド、スリランカにかわされた。

女子七種競技は山﨑有紀(スズキ)が5696点で3位。2018年のアジア大会、今年2月のアジア室内選手権に続いて銅メダルを獲得した。大玉華鈴(日体大SMG横浜)は4位だった。

男子走幅跳は日本記録保持者の城山正太郎(ゼンリン)が8m01(+1.3)で6位。公認では19年以来となる8mを跳んだものの、「助走の組み立てが悪かった」と悔やんだ。同円盤投は堤雄司(ALSOK群馬)が58m90で5位、同走高跳は長谷川直人(新潟アルビレックスRC)が2m23で4位が日本勢最上位だった。

200mは予選・準決勝が行われた。男子は日本選手権覇者の鵜澤飛羽(筑波大)が予選を20秒73(+0.7)、準決勝を全体トップの20秒56(-0.4)でファイナル進出を決めている。オレゴン世界選手権代表の上山紘輝(住友電工)も決勝に進んだ。また、女子の君嶋愛梨沙(土木管理総合)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)もそろって決勝へ。

女子800mは塩見綾乃(岩谷産業)と池崎愛里(ダイソー)、男子800mは川元奨(スズキ)が最終日の決勝へと駒を進めている。

最終日は朝6時(日本時間8時)から男女20km競歩が行われる。午後セッションでは男子が800m、5000m、200m、4×400mリレー、棒高跳、やり投、女子は800m、5000m、200m、4×400mリレー、砲丸投が実施される。

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)4日目 アジア選手権の4日目がタイ・バンコクで行われた。 初日から金メダルラッシュだった日本勢。この日は金メダルこそなかったものの、日本伝統の400mハードル陣が見せ場を作った。 男子では今季飛躍を遂げた児玉悠作(ノジマ)が48秒96のセカンドベストで銀メダルを獲得。ラスト勝負でB.ヘメイダ(カタール)に競り負けたものの、海外レースで2度目の48秒台をマークして強さを見せた。これでブダペスト世界選手権に向けてランキングも上昇。初の代表権獲得をほぼ濃厚にした。 女子は宇都宮絵莉(長谷川体育施設)が57秒73で2位、山本亜美(立命大)が57秒80で3位。前半から積極的なレースを見せた宇都宮が粘りを見せ、山本は持ち味の後半でしっかり巻き返した。 男女混合4×400mリレーは3分15秒71をマークして3位。2021年にマークした3分16秒67の日本記録を塗り替えた。1走から今泉堅貴(筑波大)、久保山晴菜(今村病院)、佐藤風雅(ミズノ)、松本奈菜子(東邦銀行)。アンカーの松本は一度前に出たものの、インド、スリランカにかわされた。 女子七種競技は山﨑有紀(スズキ)が5696点で3位。2018年のアジア大会、今年2月のアジア室内選手権に続いて銅メダルを獲得した。大玉華鈴(日体大SMG横浜)は4位だった。 男子走幅跳は日本記録保持者の城山正太郎(ゼンリン)が8m01(+1.3)で6位。公認では19年以来となる8mを跳んだものの、「助走の組み立てが悪かった」と悔やんだ。同円盤投は堤雄司(ALSOK群馬)が58m90で5位、同走高跳は長谷川直人(新潟アルビレックスRC)が2m23で4位が日本勢最上位だった。 200mは予選・準決勝が行われた。男子は日本選手権覇者の鵜澤飛羽(筑波大)が予選を20秒73(+0.7)、準決勝を全体トップの20秒56(-0.4)でファイナル進出を決めている。オレゴン世界選手権代表の上山紘輝(住友電工)も決勝に進んだ。また、女子の君嶋愛梨沙(土木管理総合)、鶴田玲美(南九州ファミリーマート)もそろって決勝へ。 女子800mは塩見綾乃(岩谷産業)と池崎愛里(ダイソー)、男子800mは川元奨(スズキ)が最終日の決勝へと駒を進めている。 最終日は朝6時(日本時間8時)から男女20km競歩が行われる。午後セッションでは男子が800m、5000m、200m、4×400mリレー、棒高跳、やり投、女子は800m、5000m、200m、4×400mリレー、砲丸投が実施される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.23

中大が総合トップ 吉居駿恭が27分44秒48の大学新記録!! 2、3組も組トップ占める/MARCH対抗戦

◇MARCH対抗戦2024(11月23日/東京・町田GIONスタジアム) 明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで争うMARCH対抗戦2024が行われ、最終の4組で青学大の鶴川正也(4年)が27分4 […]

NEWS 遠藤日向が7年ぶりの10000m「長く感じました」五輪逃した悔しさにじみ「来年飛躍できるように」/八王子LD

2024.11.23

遠藤日向が7年ぶりの10000m「長く感じました」五輪逃した悔しさにじみ「来年飛躍できるように」/八王子LD

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、最終8組はシン・ガルビア(インド)がインド新となる27分14秒88でトップを飾っ […]

NEWS 青学大・鶴川正也が27分43秒33でトップ! ラストの直線で逆転「絶対に勝ちきろうと思った」/MARCH対抗戦

2024.11.23

青学大・鶴川正也が27分43秒33でトップ! ラストの直線で逆転「絶対に勝ちきろうと思った」/MARCH対抗戦

◇MARCH対抗戦2024(11月23日/東京・町田GIONスタジアム) 明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで争うMARCH対抗戦2024が行われ、最終の4組で青学大の鶴川正也(4年)が27分4 […]

NEWS 鈴木芽吹 日本歴代5位の27分20秒33も「26分台出せず悔しい」/八王子LD

2024.11.23

鈴木芽吹 日本歴代5位の27分20秒33も「26分台出せず悔しい」/八王子LD

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、最終8組はシン・ガルビア(インド)がインド新となる27分14秒88でトップを飾っ […]

NEWS パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD

2024.11.23

パリ五輪代表・太田智樹がトラック復帰レース28分12秒12「ちょっと戻ってきた」/八王子LD

◇2024八王子ロングディスタンス(11月23日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、5組にパリ五輪代表の太田智樹(トヨタ自動車)が出場。28分12秒12の5着だった […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top