HOME 海外

2023.07.09

マクローリン・レヴロンが400m48秒74の大会新V!男子棒高跳は東京銀ニルセンが5m91で制す/全米選手権
マクローリン・レヴロンが400m48秒74の大会新V!男子棒高跳は東京銀ニルセンが5m91で制す/全米選手権

2022年オレゴン世界選手権でのマクローリン

7月8日、オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで全米選手権の3日目が行われ、女子400mでは、400mハードルの世界記録(50秒68)保持者で、東京五輪、オレゴン世界選手権金メダリストのS.マクローリン・レヴロンが48秒74の今季世界最高、大会新で優勝した。

これまでの自己記録を約0.7秒更新し、2位に1秒以上の差をつける圧勝だった。2位にはオレゴン世界選手権400mハードル5位のB.ウィルソンが49秒79で続いた。男子400mはB.デッドモンが44秒22の自己新で、4位までが44秒5を切る熱戦に快勝した。

女子100mハードル(+0.4)は19年ドーハ世界選手権金メダルのN.アリが12秒37で快勝。男子棒高跳は東京五輪・オレゴン世界選手権銀メダルのC.ニルセンが5m91で制した。17年ロンドン・19年ドーハ両世界選手権金メダリストのS.ケンドリクスと今季6m07の北米記録を樹立したKC.ライトフットは両者ともに5m81で4位にとどまった。

女子砲丸投は19年ドーハ世界選手権4位のM.イーウェンが19m92で勝ち、オレゴン世界選手権金メダリストのC.イーリーは18m62で4位だった。

男子ハンマー投はオレゴン世界選手権6位のR.ウィンクラーが79m04、男子やり投はC.トンプソンが80m92で、男子走幅跳はM.デンディーが8m14(-0.1)でそれぞれ優勝した。

男子1500mはY.ヌグセが3分34秒90、女子1500mはN.ヒルツが4分03秒10でV。3000m障害は男子がK.ロックス8分16秒78、女子がK.ギアで9分12秒81といずれも自己新優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

女子200m予選では、100mを制したS.リチャードソンが追い風参考ながら自己記録、今季世界最高を上回る21秒61(+2.6)で全体トップで通過。男子200m予選はオレゴン世界選手権100m金のF.カーリーが20秒23(+0.1)の組1着で準決勝進出。オレゴン世界選手権400m金のM.ノーマンはエントリーしていたものの欠場、世界選手権2連覇中のN.ライルズはこの種目にはエントリーしていない。

明日が大会最終日で、15種目で決勝が行われる。

7月8日、オレゴン州ユージンのヘイワード・フィールドで全米選手権の3日目が行われ、女子400mでは、400mハードルの世界記録(50秒68)保持者で、東京五輪、オレゴン世界選手権金メダリストのS.マクローリン・レヴロンが48秒74の今季世界最高、大会新で優勝した。 これまでの自己記録を約0.7秒更新し、2位に1秒以上の差をつける圧勝だった。2位にはオレゴン世界選手権400mハードル5位のB.ウィルソンが49秒79で続いた。男子400mはB.デッドモンが44秒22の自己新で、4位までが44秒5を切る熱戦に快勝した。 女子100mハードル(+0.4)は19年ドーハ世界選手権金メダルのN.アリが12秒37で快勝。男子棒高跳は東京五輪・オレゴン世界選手権銀メダルのC.ニルセンが5m91で制した。17年ロンドン・19年ドーハ両世界選手権金メダリストのS.ケンドリクスと今季6m07の北米記録を樹立したKC.ライトフットは両者ともに5m81で4位にとどまった。 女子砲丸投は19年ドーハ世界選手権4位のM.イーウェンが19m92で勝ち、オレゴン世界選手権金メダリストのC.イーリーは18m62で4位だった。 男子ハンマー投はオレゴン世界選手権6位のR.ウィンクラーが79m04、男子やり投はC.トンプソンが80m92で、男子走幅跳はM.デンディーが8m14(-0.1)でそれぞれ優勝した。 男子1500mはY.ヌグセが3分34秒90、女子1500mはN.ヒルツが4分03秒10でV。3000m障害は男子がK.ロックス8分16秒78、女子がK.ギアで9分12秒81といずれも自己新優勝を飾った。 女子200m予選では、100mを制したS.リチャードソンが追い風参考ながら自己記録、今季世界最高を上回る21秒61(+2.6)で全体トップで通過。男子200m予選はオレゴン世界選手権100m金のF.カーリーが20秒23(+0.1)の組1着で準決勝進出。オレゴン世界選手権400m金のM.ノーマンはエントリーしていたものの欠場、世界選手権2連覇中のN.ライルズはこの種目にはエントリーしていない。 明日が大会最終日で、15種目で決勝が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

齋藤みう3000m障害で9分41秒57 自己ベスト4秒以上更新して日本歴代6位、学生歴代2位

第319回日体大長距離競技会初日が3月29日、神奈川・横浜市の同大学健志台キャンパス競技場で行われ、女子3000m障害で齋藤みう(日体大4)が日本歴代6位、学生歴代2位の9分41秒57をマークした。 齋藤のこれまでのベス […]

NEWS 久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

2025.03.29

久保凛1000mで2分40秒23 U20&U18日本新記録!従来の記録を大幅更新、日本歴代でも4位

奈良市サーキットが3月29日、奈良市の鴻ノ池陸上競技場で行われ、女子1000mで800m日本記録(1分59秒93)保持者の久保凛(東大阪大敬愛高2)が2分40秒23をマークした。 この記録は日本歴代4位で、U20とU18 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top