HOME 国内

2023.05.20

日本記録保持者の諸田実咲が8年ぶり大会新の4m32 世界陸上代表の岡田久美子“9連覇”/東日本実業団
日本記録保持者の諸田実咲が8年ぶり大会新の4m32 世界陸上代表の岡田久美子“9連覇”/東日本実業団

諸田実咲(アットホーム)

◇第65回東日本実業団選手権(5月20日~21日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

初日に行われた女子棒高跳で、日本記録(4m41)保持者の諸田実咲(アットホーム)が4m32を2回目に成功。2015年に仲田愛(水戸信用金庫)がマークした大会記録(4m12)を8年ぶりに20cm更新した。

女子5000m競歩ではブダペスト世界選手権35km代表の岡田久美子(富士通)が20分51秒33で貫禄勝ちし、中止だった2020年を挟んで“9連覇”。男子5000m競歩は濱西諒(サンベルクス)が18分47秒72で優勝し、2位には19年ドーハ世界選手権50km金メダリストの鈴木雄介(富士通)が19分16秒55で2位に入った。

男女の100mはいずれも大卒ルーキーが制覇。男子は瀬尾英明(東京ガスエコモ)が10秒57(-1.1)で、女子は青野朱李(NDソフト)が11秒78(-0.2)でそれぞれ優勝した。また、400mは男女ともに開催地・栃木勢が制し、男子は中里将基(ABCロジテム)が46秒93、女子は大島愛梨(宇都宮市役所)が55秒22で勝った。

男子円盤投は日本記録(62m59)保持者の堤雄司(ALSOK群馬)が55m88でV。男子棒高跳は澤慎吾(きらぼし銀行)が5m40で、無効試技数差で前回覇者の来間弘樹(ストライダーズ)を抑えて制した。

男子1500mでは才記壮人(富士山の銘水)が3分42秒43で優勝。女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が13秒25(+0.7)で勝った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第65回東日本実業団選手権(5月20日~21日/栃木・カンセキスタジアムとちぎ) 初日に行われた女子棒高跳で、日本記録(4m41)保持者の諸田実咲(アットホーム)が4m32を2回目に成功。2015年に仲田愛(水戸信用金庫)がマークした大会記録(4m12)を8年ぶりに20cm更新した。 女子5000m競歩ではブダペスト世界選手権35km代表の岡田久美子(富士通)が20分51秒33で貫禄勝ちし、中止だった2020年を挟んで“9連覇”。男子5000m競歩は濱西諒(サンベルクス)が18分47秒72で優勝し、2位には19年ドーハ世界選手権50km金メダリストの鈴木雄介(富士通)が19分16秒55で2位に入った。 男女の100mはいずれも大卒ルーキーが制覇。男子は瀬尾英明(東京ガスエコモ)が10秒57(-1.1)で、女子は青野朱李(NDソフト)が11秒78(-0.2)でそれぞれ優勝した。また、400mは男女ともに開催地・栃木勢が制し、男子は中里将基(ABCロジテム)が46秒93、女子は大島愛梨(宇都宮市役所)が55秒22で勝った。 男子円盤投は日本記録(62m59)保持者の堤雄司(ALSOK群馬)が55m88でV。男子棒高跳は澤慎吾(きらぼし銀行)が5m40で、無効試技数差で前回覇者の来間弘樹(ストライダーズ)を抑えて制した。 男子1500mでは才記壮人(富士山の銘水)が3分42秒43で優勝。女子100mハードルは中島ひとみ(長谷川体育施設)が13秒25(+0.7)で勝った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top