HOME 国内

2023.05.19

多田修平 日本選手権エントリーせず 「1番の目標はパリ」基礎練習に注力する決意
多田修平 日本選手権エントリーせず 「1番の目標はパリ」基礎練習に注力する決意

23年織田記念100mは10秒68だった多田修平

男子100m東京五輪代表の多田修平(住友電工)が自身のSNSを更新し、今年の日本選手権への出場を見送ったことを明かした。日本陸連から発表された日本選手権エントリーにも名前がなかった。

多田はブダペスト世界選手権への道が厳しくなったことに触れ「大変悔しい」としつつも、「私自身の1番の目標はパリ(五輪)であり、そのために、今の時期から基礎的な練習を積まないと間に合わないと考えました」と日本選手権を見送った理由を綴った。

多田は21年の日本選手権100mで初優勝。同年の東京五輪にも出場した。昨年はケガも重なりオレゴン世界選手権出場は果たせず。今年4月29日の織田記念のレース後に「試合を楽しめていない」と、東京五輪後の気持ちの変化に苦しんでいることを明かしていた。

一時は「少し休みたい」という思いもあったが、桐生祥秀(日本生命)の復活劇にも刺激を受けて関西実業団に出場していた。多田は「今年は国内の試合や、記録会を重ねていく予定」とし、「応援や支援のほどよろしくお願いいたします」と綴っている。

第107回日本選手権は6月1日から4日の日程で、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われる。

男子100m東京五輪代表の多田修平(住友電工)が自身のSNSを更新し、今年の日本選手権への出場を見送ったことを明かした。日本陸連から発表された日本選手権エントリーにも名前がなかった。 多田はブダペスト世界選手権への道が厳しくなったことに触れ「大変悔しい」としつつも、「私自身の1番の目標はパリ(五輪)であり、そのために、今の時期から基礎的な練習を積まないと間に合わないと考えました」と日本選手権を見送った理由を綴った。 多田は21年の日本選手権100mで初優勝。同年の東京五輪にも出場した。昨年はケガも重なりオレゴン世界選手権出場は果たせず。今年4月29日の織田記念のレース後に「試合を楽しめていない」と、東京五輪後の気持ちの変化に苦しんでいることを明かしていた。 一時は「少し休みたい」という思いもあったが、桐生祥秀(日本生命)の復活劇にも刺激を受けて関西実業団に出場していた。多田は「今年は国内の試合や、記録会を重ねていく予定」とし、「応援や支援のほどよろしくお願いいたします」と綴っている。 第107回日本選手権は6月1日から4日の日程で、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.30

【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

2025.03.30

関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

The TENが3月29日に米国・カリフォルニア州で行われ、男子10000mに出場した関口絢太(SGホールディングス)が28分07秒46の組5着だった。 関口は立教大出身で、昨年の箱根駅伝は10区区間3位。卒業後にSGホ […]

NEWS 優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

2025.03.30

優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

ふくい桜マラソン2025が3月30日に福井駅前発着のコースで行われ、小林航央(新電元工業)が2時間16分37秒で優勝した。小林は中学時代に800mに優勝し、筑波大では中距離から長距離までこなしている。これまでのベストは2 […]

NEWS 丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

2025.03.30

丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

アジアマラソン選手権が3月30日、中国・浙江省嘉興で行われ、男子は丸山竜也(トヨタ自動車)が2時間11分51秒の3位に入った。 丸山は10km付近でやや先頭集団から離されそうになるものの、すぐに追いつき、横田俊吾(JR東 […]

NEWS 青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top