HOME 国内

2023.05.07

鵜澤飛羽 連戦なんの200m20秒44の大会新V「日本選手権を勝ちにいく」/木南記念
鵜澤飛羽 連戦なんの200m20秒44の大会新V「日本選手権を勝ちにいく」/木南記念

20秒44で23年木南記念男子200mを制した鵜澤飛羽

◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居)

日本グランプリシリーズG1の木南記念の2日目に男子200mが行われ、鵜澤飛羽(筑波大)がまたも快走を見せた。

5月3日の静岡国際では、予選で20秒38の自己新、決勝では追い風参考ながら20秒10(+2.6)と衝撃のパフォーマンス。さすがに当日は「ベッドに倒れたら動けなかった」と笑うほど疲労があった。

しかし、「思ったよりも動けた」としっかり回復。この日は予選を20秒83(+0.9)で1着通過すると、雨の降りしきる決勝では2位の飯塚翔太(ミズノ)が「速かったですね」と舌を巻くほどの加速を見せ、自己記録に迫る20秒44(+0.5)をマークしてグランプリ連勝を飾った。

日本選手権を見据えて「ラウンドを重ねる」という予行演習にもなったと鵜澤。大学1年時の大ケガを乗り越え、連戦をハイアベレージで乗り切ったことに「やるべきことをやってきたので大丈夫だとは思っていましたが、実際にやってみないと不安もあったので」と言い、「日本選手権はしっかり勝ちにいきたい」と日本一を取りにいく準備ができた。

◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 日本グランプリシリーズG1の木南記念の2日目に男子200mが行われ、鵜澤飛羽(筑波大)がまたも快走を見せた。 5月3日の静岡国際では、予選で20秒38の自己新、決勝では追い風参考ながら20秒10(+2.6)と衝撃のパフォーマンス。さすがに当日は「ベッドに倒れたら動けなかった」と笑うほど疲労があった。 しかし、「思ったよりも動けた」としっかり回復。この日は予選を20秒83(+0.9)で1着通過すると、雨の降りしきる決勝では2位の飯塚翔太(ミズノ)が「速かったですね」と舌を巻くほどの加速を見せ、自己記録に迫る20秒44(+0.5)をマークしてグランプリ連勝を飾った。 日本選手権を見据えて「ラウンドを重ねる」という予行演習にもなったと鵜澤。大学1年時の大ケガを乗り越え、連戦をハイアベレージで乗り切ったことに「やるべきことをやってきたので大丈夫だとは思っていましたが、実際にやってみないと不安もあったので」と言い、「日本選手権はしっかり勝ちにいきたい」と日本一を取りにいく準備ができた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.30

【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

2025.03.30

関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

The TENが3月29日に米国・カリフォルニア州で行われ、男子10000mに出場した関口絢太(SGホールディングス)が28分07秒46の組5着だった。 関口は立教大出身で、昨年の箱根駅伝は10区区間3位。卒業後にSGホ […]

NEWS 優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

2025.03.30

優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

ふくい桜マラソン2025が3月30日に福井駅前発着のコースで行われ、小林航央(新電元工業)が2時間16分37秒で優勝した。小林は中学時代に800mに優勝し、筑波大では中距離から長距離までこなしている。これまでのベストは2 […]

NEWS 丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

2025.03.30

丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

アジアマラソン選手権が3月30日、中国・浙江省嘉興で行われ、男子は丸山竜也(トヨタ自動車)が2時間11分51秒の3位に入った。 丸山は10km付近でやや先頭集団から離されそうになるものの、すぐに追いつき、横田俊吾(JR東 […]

NEWS 青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top