2018.08.11
ジャカルタ・アジア大会PREVIEW(『月刊陸上競技』2018年9月号誌面転載記事)
男子走高跳 戸邉直人(つくばツインピークス)
欧州で日本歴代2位タイの2m32 〝仮想アジア大会〟DLモナコでは4位
男子走高跳の戸邉直人(つくばツインピークス)が、7月に今季2度目の欧州遠征を敢行。熱中症となって2位に敗れた6月下旬の日本選手権の影響をまったく感じさせず、今季最大の目標に掲げるアジア大会に向けて、きっちりと仕上げてきている。
7月20日のダイヤモンドリーグ(DL)モナコ大会の出場は決まっていなかったが、「たぶん出られるだろう」と見込んで「モナコで記録を狙う」ことが今遠征のテーマ。日本選手権後はすぐに体調も回復し、2m30を今季3度も成功するなど好感触の技術や身体の状態はキープしている。
その前のステップとして、7月11日のリニャーノ・サッビアドーロ(イタリア)での試合に出場。2011年テグ世界選手権銅メダルのトレヴォール・バリー(バハマ)を寄せ付けず、2m30を2回目にクリアして優勝を決めると、バーを2m32に上げた。2014年に2度越えている自己ベスト(2m31)を1cm上回る、日本歴代2位タイの高さ。これを、2回目に成功してみせた。
この大会はあくまでも「技術の確認」がテーマで、助走も今季取り組む補助助走付きの「9歩」より、3歩少ない「6歩」で行った。競技場が小さく、助走距離が十分に取れなかったことが主な理由だが、1歩目が逆脚になることに躊ちゅう躇ちょはなかったという。「昨年も同じ試合に出ましたが、7歩でもきつく感じました。だから、踏み切りに余裕を持たせるために6歩にしました」と戸邉。その中で、「かなりいい技術を出せた」ことが4年ぶりの自己新につながった。
※この先は2018年8月10日発売の『月刊陸上競技』9月号でご覧ください
ジャカルタ・アジア大会PREVIEW(『月刊陸上競技』2018年9月号誌面転載記事)
男子走高跳 戸邉直人(つくばツインピークス)欧州で日本歴代2位タイの2m32 〝仮想アジア大会〟DLモナコでは4位
男子走高跳の戸邉直人(つくばツインピークス)が、7月に今季2度目の欧州遠征を敢行。熱中症となって2位に敗れた6月下旬の日本選手権の影響をまったく感じさせず、今季最大の目標に掲げるアジア大会に向けて、きっちりと仕上げてきている。 7月20日のダイヤモンドリーグ(DL)モナコ大会の出場は決まっていなかったが、「たぶん出られるだろう」と見込んで「モナコで記録を狙う」ことが今遠征のテーマ。日本選手権後はすぐに体調も回復し、2m30を今季3度も成功するなど好感触の技術や身体の状態はキープしている。 その前のステップとして、7月11日のリニャーノ・サッビアドーロ(イタリア)での試合に出場。2011年テグ世界選手権銅メダルのトレヴォール・バリー(バハマ)を寄せ付けず、2m30を2回目にクリアして優勝を決めると、バーを2m32に上げた。2014年に2度越えている自己ベスト(2m31)を1cm上回る、日本歴代2位タイの高さ。これを、2回目に成功してみせた。 この大会はあくまでも「技術の確認」がテーマで、助走も今季取り組む補助助走付きの「9歩」より、3歩少ない「6歩」で行った。競技場が小さく、助走距離が十分に取れなかったことが主な理由だが、1歩目が逆脚になることに躊ちゅう躇ちょはなかったという。「昨年も同じ試合に出ましたが、7歩でもきつく感じました。だから、踏み切りに余裕を持たせるために6歩にしました」と戸邉。その中で、「かなりいい技術を出せた」ことが4年ぶりの自己新につながった。 ※この先は2018年8月10日発売の『月刊陸上競技』9月号でご覧ください
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.04.27
お詫びと訂正(月刊陸上競技2024年5月号)
-
2024.04.26
-
2024.04.26
-
2024.04.26
2024.04.20
東京の再来を!女子4×100mR鶴田玲美と君嶋愛梨沙を軸にパリ五輪出場権狙う
2024.04.20
【大会結果】第72回兵庫リレーカーニバル(2024年4月20日、21日)
-
2024.04.20
-
2024.04.20
-
2024.04.21
-
2024.04.26
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.27
お詫びと訂正(月刊陸上競技2024年5月号)
月刊陸上競技2024年5月号の内容に一部誤りがございました。 P90 3段目下から2行目 「庄司高司(勝瀬中→西武台1埼玉)」とありますが、正しくは「庄子高栄(勝瀬中→西武台1埼玉)」でした。 関係者の皆様にお詫びをし、 […]
2024.04.26
【大会結果】第21回U20アジア選手権(2024年4月24日~4月27日)
【大会結果】第21回U20アジア選手権(2024年4月24日~4月27日/UAE・ドバイ) 男子 100m(+0.4) 金 Keli ZENG(中国) 10秒19 銀 Yat Lok CHAN(香港) 10秒41 銅 […]
2024.04.26
110mHパリ五輪決めた泉谷駿介 DL2戦目へ「ギアが上がった」/DL蘇州
◇ダイヤモンドリーグ蘇州大会(4月27日/中国・蘇州、オリンピックセンタースタジアム) 世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)の第2戦・蘇州大会の前日に、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)が練習を行った。 広告の […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!